投稿日:2007年02月01日

2007年02月01日

雑貨が好きな私だが、これは”トゥマッチだろう!”と思って店で眺めるだけの品がある。
ウエルカムボードだ。
玄関の外に吊したり置いたりするものには、なんでこう「welcome」とプリントされているものが多いのだろう。それがまぁウエルカムボードというものなんだろうが、私個人としてはウエルカムボードにわざわざウエルカムと書くのは、余計なことなのではないかと思うのだ。
<welcomeはいらないわ>
心の中でつぶやきその場をあとにする。
泥棒もウエルカム?
セールスもウエルカム?
ノー、サンキュー。
逆にボードを出すなら「セールスお断り」とやりたいところ。だがそれでは玄関先が少し冷たい感じになるなと思うから控えているぐらいなので、誰が立つのかもわからない玄関口に、この家の住人の意思としてせめて”ウエルカム”と手は広げない、としているのである。
今日から2月。
近所のクリスマスイルミネーションの家は、まだクリスマスの時と同じフルセットのイルミネーションで、電動サンタがビヨーンと箱から出たり入ったりしている。近くで見たら、サンタが出た時の大きさは、私より背が高くなっていて、相当大きい物であることがわかった。
あの家もある意味、「ウエルカム!」と家全体で言っているようなものだ。
お店じゃないんだから、ウエルカム!はやめようよ。
しかし今度、ウエルカムボードを出している家を見つけたら一回ピンポンを押してみようか。
「あのぅ・・」
「はじめまして!」
「ウエルカムってあったから・・」
「きちゃった!」
ちょっと。
気持ち悪がらないで下さいよ。
別に私は怪しい者ではない。
ウエルカムってそういうことだろう。
来ちゃいけないの。
ウエルカムボードはトゥマッチな雑貨なのだ。


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