投稿日:2008年03月10日

2008年03月10日

引っ越してからずっと床に置いてあったテレビを、今日はDーnaughtのメンバーにもらってもらった。
ウチにあったのはブラウン管のかなり大きいテレビで、部屋の隅に暫定的に置いたらそこから動かせなくなってしまっていたのだった。
ちょっとしたことで、物は稼働率が悪くなる。
そのテレビは、画面を見るには椅子を移動して行き、なおかつ少し前かがみにならないと見えない。面倒臭くなった私は、おかげでまだ十分見られるテレビを全く見なくなり、去年の秋にベッドのある部屋に新しいテレビが来るまで、テレビのない生活を送っていたのだった。
完全に物置となってしまったそのテレビ。だが、映りなどの機能には問題がなく、「テレビも見られる台」にしておくのは勿体なかったので、誰かもらってくれる人は居ないかとずっと引き取り手を探していたのだ。
廃品回収の車が来た時に声を掛けてみたが、2000年より製造が前の物はお金が要るのだそうだ。
「え〜っ?だってまだ、十分見れますよー」
大分ムっとした顔で言ったが、もう少しで「何で、若い娘やないとアカンの!!」と、訳のわからないことを叫んでいた。見合いサイトに登録しようとした時に、年齢制限でアウトになった時と同じ敗北感に覆われたのだ。
やっと、その売れ残りテレビが本日もらってもらえることになった。
こんなにでっかいテレビ、本当にもらってもらっていいんだろうか。誰も要らないと言って引き取ってくれなかったのに・・・。
私「ほんとーに、もらってもらっていいの?」
kazzkiくん「いいですよ」
私「じゃ、お願いしていいかな」
kazzkiくん「はい」
私「わぁ、助かるぅ〜。ありがとう」
しかし。
なんだか急に、自分が年齢のさばをよんで若い男の子を騙して婚約を取りつけた悪い人間に思えてきた。
・・・・。
何だそれは。
私は今日家にあるテレビをもらってもらった。
ただそれだけの話なのである。


コメントをどうぞ