投稿日:2008年05月30日

2008年05月30日

最近、化粧品コーナーにある品がすっかりキラキラピカピカ系になった。
男性にはあまりこの変化はわからないだろうが、コンパクトなどのケースが、どこのメーカーのものもお姫さまが持っていそうなキラキラ感のあるデザインに軒並み変わっているのだ。
ちょっとチープな匂いのするキラキラピカピカ系。で、女のコ達にとっては、この敢えて本物ではない所がまた可愛かったりするのだ。
携帯もそう言えば、こういうシールが沢山出ている。ハンドメイド資材のデパート、ユザワヤにもかつてはなかったキラピカデコレーションキットのコーナーが設置されているので、全般的に女子グッズはキラピカブームなのだと思う。
本物の宝石のような高級感とは違って、幼稚園の頃に買ってもらったようなおもちゃのネックレスやハンドバッグにテイストは似ている。
そしてこのキラキラピカピカブームによって、キラキラ好きの私は明るい電気に吸い寄せられる虫のように、前に立ち止まってキラキラピカピカを嬉しそうに眺めるようになったのであった。
「わー。きらきらぴかぴか」
「だーいすき」
「こっちもさわろう」
「わ、これも。」
で、ふと我に返る。
<あっ>
<あかん、つい少女になってもうた>
鏡を見て現実に戻りようやく売り場を離れるのだが、どうも私は”光りもの”に弱いようである。
キラキラピカピカ。
男性にはほぼ用のない化粧品売り場。
どんな状態なのかを一言で説明するなら・・・、今あそこはサバ寿司みたいな品が一杯陳列してあるということなのである。


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