投稿日:2008年06月05日

2008年06月05日

午後、出掛ける前にシャワーを浴びていたら、髪を洗い終わった時にふと視界に黒い物が入ってきた。
こんな所に・・・。
碁石のようで碁石でない。
アー、ユー、ゲンゴロウ?
足下でシャワーの湯から逃れようとして急いでいたのは、中サイズのゴキブリだった。
<ギャーーーッ>
心の中では絶叫しながら、今までと同じように無言で思い切りシャワーの湯で攻撃をしてゴキブリを排水口まで流した。楕円形の中ゴキは排水口に消えて行ったが、その上からシャンプーやらコンディショナーやらを更に撒いて、風呂から上がるとゴキジェットを噴射したのだった。
引っ越してきた年は一匹も出なかったのに・・・。
0と1とでは大きな差があるんだという話は聞くが、ゴキブリを例に挙げると一番私にはしっくりくる。1匹居たらその日を境に自宅は恐怖の館になるのだ。そうしてこの日から借り主が「犬と私」から「犬とゴキブリ一族と私」という図になる。
トイレに行くにも、洗面所に入るにも「今から入りますよ」とかなりアピールをして生活をせねばならず、本当に共同生活の難しさを感じる。
あの中ゴキは、一体どこからやってきていたのか。
いつも聞き出せないまま退治してしまうので、今日も不気味に理由がわからないまま、彼等が「居ますよ」ということだけを知らされた形となった。
カナブンじゃなかったですよね。
やっぱりゴキブリですよね。
今年もたった一匹を発見することにより、非常に暗い気分になった。我が家のゴキブリ前線は例年より1ヶ月程早く訪れ、それに伴い私の体は”さぶいぼ現象”に見舞われるのであった。


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