バイクで外に出た時、たまに前に停まったバイクの人が煙草を吸っていることがある。
やめようよ。
バイクに乗りながらの煙草は。
どうしても吸いたいから吸っているんだろうが、恐らくこういう人を見ると「自分はバイクに乗りながらでも、他人に迷惑をかけずに上手く煙草を吸える」という妙な自信があるように思えてくるのだが、後ろにいる私からしたら全く信用が出来ない人物として、煙草の行方を凝視して疲れるのだ。
「吸い殻はポイ捨てしない」と言うかもしれないが、走りながら吸われたら、火種がこっちに飛んで来るかもしれないじゃないか。ダウンについたらジュっと穴があく。マフラーに乗っかったらモグサのように火が回る。顔についたら「熱い!」と顔を振り払った瞬間に平衡感覚を失い、ガードレールに激突する可能性だってあるのだ。
一回、「煙草はやめて下さい」と注意をしたいのだが、”あ!この人ったら煙草を吸っているわ”と気付いたところで信号が青に変わったりして、声を掛けられず後ろを走るしかなくなる。
吸いながら走っているバイクくんは思ったより多い。中型以上のバイカーはマナーのいい人が多いが左端を走るミニバイク系の人達にマナーの悪い人は割と居て、一旦停止と共にこういう運転者も取り締まりをしてもらいたいなぁと思うのだ。
これから寒くなって来ると、前の人の鼻水もそっと飛んで来る。
いろいろ、もろもろ避けながら運転中。
はぁーあ。風だけを感じながらバイクで走れたら、さぞかし気持ちがいいのだ。