投稿日:2008年12月19日

2008年12月19日

モリナガ・ヨウさんがまた新刊を出版された。
「働く車大全集」
子供の頃、イラストで構成された五十音図鑑が大好きで、ビルの中の様子が細かく描かれているページや細部まで丁寧に描かれているページを特に好んで眺めていたっけ。
その頃のことを思い出した。
モリナガさん本は、そのことに詳しくない人も、興味がない人でもとても楽しめる。だいたい車に疎い私が、この本を眺めていて、細部まで描きこまれたショベルカーや消防車のページが楽しい。
運転席からの景色や知られざる独自の機能など、360度の角度で丁寧に描かれていて、とにかく開ければなんだかワクワクしてくるというのが、モリナガ・ヨウワールドだ。
そう言えば、私があこがれた車はタクシーだった。
昔はギアがハンドルの横に細長くついていて、運転をしながら運転手さんがそのギアにたまに手を掛ける。白い手袋で「ガッコン」とそれを倒すのや、大きなハンドルを回す時の手元が子供ながらに「プロ」っぽかった。プロって子供から見てもすごくかっこよかった。
ミュージシャン友だちのNちゃんが、「ウチの子はごみ収集車が大好きなんですよ〜」と言っていた。颯爽とやってきてササっとゴミを持ち去るあの機敏さがやっぱり「プロ」なのだろう。ごみ収集車もこの「働く車大全集」に描かれている。
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大人の技法を持っている少年。
モリナガさんがみんなの代表でこれらの車を偵察に行って、「こんなだったよ」と教えてくれているような、身近なご本なのだ。


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