つるバラがお好きなあるご婦人の影響を受けて、私もついにつるバラを育てる決心をしたのだ。
”つる物”は、いずれ引っ越すであろう賃貸物件ではやらないと決めていたのだが、つるバラの美しさを度々ご婦人から聞いているうちに、だんだん心は惹かれて行ったのだ。
最近の私は、だんだん寂聴さん寄りになって来ていて、結婚や恋愛への興味が薄れて来ている。かわりに花や動物が更に大好きになり、いかに花や動物達と楽しく暮らしていくかが自分のテーマになりつつあって、今はつるバラに心を奪われている真っ最中なのであった。
つるバラに囲われていた西荻のお花屋さんのように、ウチもつるバラで壁を覆いたい。バラに囲われた壁って本当に素敵なのだ。
で、早くも私の頭の中にはつるバラが自分の家の壁に咲き乱れている。日に何度も家の前に出ては壁を眺めているのだが、実際にはバラなんてどこにも咲いていない。私が微笑んで見ているのはただの壁でしかなく、気持ち悪いヒトになっているに違いない。
つるバラって、咲き乱れるまでには時間がかかるのだ。自分が頭の中に描いているバラ図は、実際に見られるのは来年の春のことで、今年はどう考えても「そう言えばちょこっとバラが咲いていますね」程度の分量にしかならないのである。
しかし想いは強く、既に”見えないものが見える”状態となっている私。だったら実際に咲かせなくても想像の上で楽しめばいいじゃないか、とも思う。
バラは虫がつきやすい花。
バラ屋敷になる前に虫屋敷になって、そこでヤル気を失せてしまった自分の姿も早々に思い浮かぶのであった。
ウチは嫁さんが植えた「ツルハナナス」が、南側の柵に盛大に繁茂しました。ツル系は侮れませんよ。
うっかり剪定すると、実は付け根でそこから先が全滅するのでザクザク刈れないし。
一昨年はひとりジャングルのようになってしまい、去年は真面目に手入れしました(私が)。
・・・バラ屋敷はともかく、棘のあるツル屋敷は比較的簡単になれると思います。うはは。
モさんとご近所さんだった頃の家に、謎のツタがグングン伸びて気味が悪かったことを思い出しました。ひえ〜ん、バラだと這っていたら素敵なのにただのツル屋敷だとなんか不気味なムードが漂いますね><でも剪定のことをよくご存知のようですね^^我が家のバラも是非お世話して下さい!