投稿日:2009年03月04日

2009年03月04日

近所のガソリンスタンドは入りやすい場所にあるのだが、どうも他店と比べて値段が高いみたいなのだ。原付のガソリン代なので気にもしていなかったのだが、去年ガソリンの高騰でガソリン代が日々値上がりをしている時期に、ニュースでやっている高値よりこの店は更に高い値段であることがわかったのだった。
よく見回してみたら、店のどこにもガソリン代が表示されていない。時価制のお寿司屋さんと同じシステムのガソリンスタンドだったとは・・・・。
それで、そこのスタンドに通うのはやめて別のところで入れるようになったのだが、最近はガソリンの値段も落ち着いてきたので、以前程頻繁には行かなくなったものの、たまに通りがかりにこのスタンドに立ち寄るようになっていたのだった。
「毎度ありがとうございます〜」
接客は気持ちがいいお店だ。
「毎度」と言われると、私としては毎度ではないのでちょこっと胸が傷む。まぁ、初めて行った店でも「毎度ありがとうございます」と言われるので、真面目に受け取らなくても聞き流せばいいのだが。
今日も「毎度ありがとうございます〜」と迎えられた。顔馴染みになった店員さんは居ない。この店員さんも私には記憶がなく、それでようやくこれはこの店の「いらっしゃいませ」の挨拶言葉なんだと解釈することが出来たのだ。
なーんだ。
気にしすぎ。
お釣りをもらってエンジンをかけていたら・・・
「いつもほんと、ありがとうございます」
店員さんがニッコリ笑って見送ってくれたのだった。
あうー。
只今、ガソリンスタンドの二股中。
なんだ、この罪悪感は。
ガソリンを入れに行って、なんだか重たいものを背負って帰って来ているのである。


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