投稿日:2009年04月30日

2009年04月30日

マスクの季節が過ぎれば、鉄仮面の季節がやって来る。
UV仕様の仮面風サンバイザーをかつては笑っていた私も今ではすっかり愛用者となった。この仮面をつけたらUVカットはもちろん、向こう側からはこちらの顔が全く見えないので、すっぴんのまま気軽に買い物に出掛けられるというのが何より有り難いのだ。
しかしながら「仮面」はやはり存在感があるらしい。よく「再度見直される」形でジロジロと人から見られている。人というのは目が合わなければ興味のあるものはジロジロ見てみたいという心理が働くのだな、ということがわかったのだが、おかしいのは私からは本当は見えているということなのだ。
”まぁ、顔が全部隠れているわ。このヒト”
と、ビックリ目で堂々とこちらを見ている無防備な様子を、逆に私に直視されていることに気がついていない。
このUVサンバイザー、互いに動物園の檻の中を見せる役割を持っている。
「他人に知られずに、覗き見が出来る不思議なサンバイザー」
・・・・というグッズ。文言だけ取り上げてみたら、これって「王様のアイデア」に置いてそうな品ではないか。
鎧兜を被って私もいざ出陣。
図書館へ本を返しに行って、それからドラッグストアで洗剤を買ったら帰りにスーパーでイチゴを買わなくちゃならぬ。
ダン坊よ。
キミは城で待っていなさい。
ひひひ〜〜ん。
黄色い馬に乗ってぶぅうううんと城を出たのであった。


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