投稿日:2009年07月02日

2009年07月02日

代官山「晴れたら空に豆まいて」でライブ。
京都に拾得というライブハウスがある。
私が最初にデモテープを持って行って出演させてもらったライブハウスで、蔵をライブハウスにしたという当時も個性的なライブハウスで、日中でも扉を開けると奥は冷んやりとしていて、そして古い木造の建物の匂いがしていた。
いろんなライブハウスがあるが、「晴れたら空に豆まいて」は、私にとっては拾得とダブるところがあって、「おはようございます」と足を踏み入れた時の冷んやりした空間内の温度と古い木の匂いが、ここでも感じられるのだ。
拾得には「テリーさん」というオーナーさんかブッキングの方が居て、たくさん会話をしたりする人ではなかったが、よくしていただいてかわいがってもらった。やはり晴れたら空に豆まいてにも角野さんというブッキングマネージャーさんがおられて、角野さんは音楽ライターでもある人で、昔からお世話になっている。
ライブハウスには、それぞれブッキングマネージャーさんが居て、お客さんの前に出ることはないが、ライブを作っている軸の人が居る。アコースティックライブを多く開催するライブハウスや、シャンソン中心のハウス、ロックが中心のライブハウス、みんなそこには日々の出演者を束ねる人が居るのだ。
入口で水槽の金魚達がパクパクと水面に向かってやっていた。
以前、ここはイタリアンレストランだったのだそうだ。
だけど、古い蔵を改装して出来た拾得と似た空気がある。
「晴れたら空に豆まいて」だ。


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