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投稿日:2007年12月09日

2007年12月09日

寝室は2箇所に窓があって、いつも雨戸を締めるのは東側、もう一つは朝の光が少し洩れるようにと雨戸を締めてはいないのだ。
今朝はいつまで経っても暗かった。
いくら日の出が遅くなったとしても、7時半になってもまだ真っ暗だなんてちょっと変だ。
ベッドから降りてカーテンを開けて驚いた。いつも締めない方の雨戸がピッチリ締まっているではないか。
なんで。
ここの雨戸が締まっていたんだろう。
この雨戸はいつも締めてはいない。
じゃぁ、いつ。
誰が。
どうして。
昨夜、暗くなってからのことを振り返ってみる。
一度、犬を連れて5分ぐらいの短い散歩に出た。
夜の10時頃にお風呂に入った。
この部屋から離れたのはそれぐらいだ。
自分で締めたんじゃないの。
思い出してみるが、どうしても記憶が蘇って来ない。
「ダンボ、誰か昨夜外から雨戸を締めた?」
うー。
どんより。
誰かが外から締めて行ったのなら、相当気持ちが悪い話だ。
気にしない。
雨戸が締まっていたぐらいでいちいち動揺するな。と、思おうとするのだが切り替えがつかない。
朝日が差し込む気持ちのいい部屋で一人ブルーになって、30分程経ってようやく思い出した。
昨日、その窓のところでは人と顔を合わせることがないのに、めずらしく近所の人と目が合って挨拶をしたのだった。で、その勢いでというか手持ちぶさたになってしまい、雨戸を締めたんだったっけ。
なーんだ。
ホラーでも犯罪でも何でもなかった。
「思い出せない」という理由だけで、朝の30分、言いようのない恐怖に怯えていたお騒がせな私なのであった。