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投稿日:2011年12月10日

2011年12月10日

午前中、ひかりtvの勧誘の電話が掛かってきた。
以前からケーブルテレビやBSなど、加入を検討していたのだが、もともとそれほどテレビを長時間観る方ではなかったので特に積極的に調べたりしてはいなかったのだ。
今までにもたまに「やっぱり何かに加入しようかしら」と思い立つ瞬間はあった。それで「そうね、加入してみようかしら」とヤル気になって調べることにする。だが調べているうちに「いまひとつ仕組みがわからないのよねぇ」ということになって、集中力も途切れてきたところで「まぁ、さしあたってどうしても必要ってことでもないし」で終わりにしてきたのだった。
「誰かに強く勧められたら決めたいこと」の一つがこのケーブルテレビやひかりTVなどのオプション系テレビだったのだ。
今日はたまたま、バイオリズム的にリーチが掛かっていたらしい。勧誘の電話と知ると「あっ、今忙しいんです」とあっさり断る私なのだが、「興味あります」という姿勢で勧誘の電話に応えたものだから、若干期待せずに電話を掛けてきた担当の人の方が”えっ!”と驚いていたので面白かった。
しかし。
この人、話が長いのだ。
勧誘の電話ってそうだった。
「それでは、あと2点ほどご説明をさせていただきます」
こっちはあと2つ話を聞いたら解放してもらえると思っているのだが、2つ話を聞いたらそのあとで「それでは、今度は@@について3点ほどご説明をさせていただきます」と話が続く。
あんた!二つ話を聞けばいいってゆうとったやんか。
と、説教をするエネルギーがもったいないので「はぁ」とヤル気のない返事をして言う通りにする。
そうして彼女の話を聞き終えたと思ったら、「それではもう一点だけ、@@についてのご説明が4つほどございます」
ここで気分的には暴れそうになるのだが、”ここまで頑張って話を聞いた”ということを今度は大事にしようと思い、やはりうなだれながら相手のペースに呑まれていく。
もう、でもこれで最後ですからね。
返事の声が小さくなり、不機嫌であることも十分伝わった頃、「それでは永らくのおつきあい申し訳ございませんでした。最後にあと3点だけご説明をさせていただいて、これで全てのご説明は終わりになります」と、電話口の相手が騙された気分でいることを承知のマニュアルがあったことを知り、ようやくこれで最後なんだわということと共に完敗気分を味わうのだった。
2ヶ月間、無料なんだって。
その間に返したら費用はかからないんだって。
で、おそらく私は返すのが面倒臭くなってそのまま加入し続けるのであろう。
ま、いっか。
電話口でのマニュアルは大変うまく出来て居た。
担当の人は棒読みで心がちっとも伝わってこなかったが、マニュアル通りニンジンを目の前にぶら下げられ私という馬は、思ったよりも長距離を走り、そしてひかりTVの思惑通りしっかりとゴールインしたのであった。