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投稿日:2008年07月08日

2008年07月08日

「あら、ゴキブリちゃんが居るわ」
ベッドの下を掃除して下さっている時にヘルパーさんがそう言った。
「えっっっ!!」
ゴキブリ駆除をしてもらってから約1ヶ月。
あれからゴキブリを見なくなっていたので、もうすっかりゴキブリに関する悩みが消えて我が家がまたくつろげる空間になっていたというのに・・・。
それはもう前に死んでいるやつなのですか。
「あらっ。まだ生きているみたいだわ」
「ええっっ!!」
裏返ってもがいているゴキブリ大を見て、それがさっきまで自分が寝ていたすぐ真下に居たんだと思うと、ゾゾーっとした。
「私ね、結構ゴキブリは大丈夫なのよ」
Nさんはゴキブリを新聞紙で包んで手でぎゅーっと握りつぶして下さった。
素晴らしい。
大尊敬。
それでそのゴキブリは死んだが、しかし一体どこからこんなデカいのが入って来たのか。
どんより。
ウチの中は「どこを通ってもゴキブリ駆除剤がある」そうなので必ずゴキブリは駆除剤を口にするらしいのだが、外から侵入してくるゴキブリまで阻止は出来ないのだそうだ。
入って来るゴキブリとはほんの短い間同居しなくちゃいけない。だから一泊素泊まりぐらいのお付き合いは今後もあるということなのか・・・。
いや。
それはいや。
「た、たすけてください・・・・」
場合によってはこの旅のゴキブリは、私を頼りにして来たりもするということも有り得る。
考えただけで心が重たくなってきたのだ。
ヤモリってゴキブリを食べるんじゃなかったっけ。究極の選択として、窓の外にひっついているたっくんとモコちゃんを、正式にウチに招き入れて我が家のペットにしようかと思うのだ。
ねぇ。
素朴な疑問。
ゴキブリはなんで大きくなってもゴキブリなの、
イモムシがサナギになって蝶になるように、ゴキブリも文鳥やリスになってくれたらどれだけよかっただろうかと真面目に悩むのであった。