日別アーカイブ : 2012年6月20日

投稿日:2012年06月20日

2012年06月20日

代官山に去年お洒落な蔦屋が出来てから、何度か行っている。今日も打ち合わせが終わってまだ早い時間だったので、立ち寄ってみた。
敷地内にはペットショップに自転車屋さん、カメラ屋さんもあるし素敵な輸入玩具のお店もあって、今日はギャラリーでなにかの催しをやっているみたいで、ワインを試飲している人達がたくさん集まっていた。
敷地中央にはレストランがある。平日だというのに席は埋まっていて、オープンテラスも風が気持ち良さそう、なんとなく南の国に旅にきて夜を迎えたような雰囲気が漂っていた。
たまには外食もいいなぁ。
私は夜に外出をすることはほとんどない。仕事帰りにどこかの店に立ち寄るということもないので、夜ご飯を外で食べるということはあまりないのだが、仕事帰りに代官山を通る時は、そういえば夕食を店で楽しんでいる人の姿を多く見ている。
店の前にあるメニューの看板を見てみたら、イタリアン系のメニュー。
う〜ん、一人でイタリアンはちょっと寂しいかも・・・。
一旦はもともとの目的だった本を見に行くことにした。
私がよく行くのは3号棟。旅関係の雑誌が充実しているので、前を通るだけで旅気分が味わえる。それからアート系のコーナーも楽しい。ハっと目を引かれるものがやはりたくさんあって、いつも”こういうものを思いつく人が居るんだなぁ”と美的センスの才能ある人への尊敬が沸いて来るのだ。
今日は文庫本3冊を買って店をあとにした。
またさっきのレストランの前にさしかかった。
真っすぐ帰ろうと思っていたのだが、どうもこのエリアは南の国に旅に来たような感じがするのだ。
一人だけど・・・たまにはレストランでゆっくり食事もいいかなぁ。
私が店に入るともうカウンターも含めて店は満席状態となった。
頼んだものはあとになって思えば、家の冷蔵庫の中でやりくりすれば出来るものと同じもの。
あぁ、でもたまにはこんな夕飯もいいな。
ひと月に一度ぐらい、ゆっくり外食をする日があったってそんなに贅沢なことじゃないか。
時々こんな日を作ろう。
小さなバカンスを日常に作る。
そんな愉しみを持てることこそがきっと大人になったという定義なのだ。