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投稿日:2007年10月19日

2007年10月19日

部屋に入って来る太陽の様子で、日の高さが変わったんだなということがわかるようになった。
私の居る部屋は、冬は部屋の中にまで日が入って来る。
そのかわり、庭には南も西もいい広さのスペースがありながら、日が当たらなくなるので、晩秋から早春までは花を植えられない。
これが二階の高さになると、冬も気持ちがいい位太陽が差してくる。
冬はお二階さんがちょっと羨ましい。あの場所だったら、チューリップもビオラも春の花は今が植え時で、来年の春になったら園芸雑誌で見るのと同じ位の立派な花がたくさん咲く。人間要らずというか、何にもしないで水と太陽がそれはそれはしっかり育ててくれるのだ。
一階の私のエリアは秋に植えて次の年の春まで楽しめるこれらの草木は、早春になって日がちゃんと当たるようになってから植えないと、日照不足でしおれたり、かろうじて咲いてはいても貧弱な株になってしまう。先日植えたシクラメンも、早速元気をなくしているのだ。
お二階は、人間が何もしなくても花は立派に育ち、一階は人間がどれぐらい頭をひねっても、花はちゃんと育たない。
これが自然の力。
大きな生きる力なんだなぁ・・・。
冬は木々が眠っている印象があるが、冬に楽しめる花は結構鮮やかで好きなものがいろいろとある。
二階っていいな。
時々見上げる。
ちょっと景色も変わるんだろうな。
見てみたいな。
ジャスミンの一部が今、蔦のように這って行って上に登って行こうとしていて、私はそれを応援しているのだ。
行っておいで。
お日様がたくさんもらえるからね。
その蔦が二階よりもっと伸びて行ったら、ジャックと豆の木のように、それをよじ登って上の方まで行ってみるというのが、一階の私の夢なのである。