外来日。
先月の外来終わりで採血をした血液検査の結果が出ていたのだが、血糖値が363ですごく高くなっていた。
この一ヶ月程、喉が乾いて一日3リットル以上の飲み物を飲んでいたし、トイレに行く回数も多くなっていたのだ。
「前からこんなだったっけ」
ペットボトルのジュースやスポーツドリンクやなんかを一度口をつけたら一気にゴクゴクと飲んでしまうし、記憶ではこんな風ではなかったような気がする。
だが自信があるというほどでもなく、気にしたことがなかったから、やっぱりちょっとおかしいかもしれないなぁと思っていたのだ。
そうこうするうちにここ最近は倦怠感が取れなくなっていった。
<何か、異変が起きているような気がする。>
”どこか具合いが悪いかもしれない”という風に思った時、大抵そのカンは当たるものだったが、今日の診察で最近の体調の変化について先生に話そうと思っていたら、それより先に検査結果を見せられたのだった。
血糖値の数値と私の今の体調を照らし合わせると、かなりな糖尿病みたいで、夏ぐらいからアイスや甘いものを好きなだけ食べていたことを後悔したのだった。
一ヶ月に一度の外来が2週間後になった。次回はまた採血が待っている。
糖尿病の先輩方に「甘いもの、だめですよ!」「身体をもっと大事にして下さい!」と説教をしていた自分がうんと悪い状態になっていたとは・・・。
それにしても最近フラフラしていたのはそれでだったのか。
ステロイドが減ったので糖尿病が治ったと思っていた。
大好きなチョコレート、シュークリームにロールケーキさん、ポテトチップさんもハーゲンダッツさんも・・・さようなら。
「こ〜んな、こ〜とは今までなかった。ぼくがあなたから離れて〜ゆく〜」
オフコースの「秋の気配」の歌詞がこんなにハマるとは。
お砂糖さん、さようなら。
今日から私はブラックコーヒーの似合う女になろう。