最近また、たまに”飛ぶ夢”を見る。
”飛ぶ”姿勢は、周りの友人達に聞いてみたらそれぞれ違っていて、”高度”についてもみんな違っているのが興味深いのだ。
例えば、私は助走をつけてエイ!と飛ぶ。フワっと浮いたら平泳ぎをして空中に上がっていく。高度が思ったより上がらない時は、平泳ぎの頑張り度数を上げる。頑張った分だけちゃんと高く上って行くことが出来、鉄塔の電線を少し越えたラインが最終的な高度になる。電線に触れないようにちょこっと力の入れ具合を調整しながら電線を避ける。子供の頃から私の飛ぶスタイルはずっと同じだった。
友人達の飛び方は、手をまっすぐに伸ばしてスーパーマンのように飛ぶ人もいれば、バタ足をして飛ぶ人もいる。みんな飛び方は子供の時の飛び方から変わらないのがこれまた興味深い。
今日の夢が飛ぶ夢だったのだが、目覚めてふと思った。
これは、テレビや映画、テレビゲームなどで体験した”飛んだ時の目線”が記憶となってそれで飛ぶ夢を見ているのだろうか、と・・・。夢の中での私は何も不思議に思わずに飛んでいて、それがとても自然でリアルなだけに、脳みそが作っただけでは説明がつかない何かがある気がして仕方ないのだ。
過去、人間は飛んでいたのかしら。
過去世が鳥だったとかそういうことでなく、人間は飛べたのかもしれない。
真面目にそんなことを考えた朝なのであった。