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投稿日:2014年11月21日

2014年11月21日

イチョウが色づく頃となってきた。

のだが、道に落ちているギンナンのニオイが臭いという苦情が出ているのだそうだ。

確かに臭いと言われれば臭いのだが・・・。

私には「ちょっと臭いけれど、そこが好き」といったニオイものがある。ダンボの足の裏のニオイもそう。ダンボの足の裏は、新幹線の隣りの座席に座った男性が靴を脱いだ時とおんなじ足の臭いニオイがするのだが、私は「いやーん!ダンボちゃん、足くさいよ!」と言いながら足の肉球を鼻のすぐそばに持ってきては「ダンボちゃ〜ん、くさい!」と何度も足の臭いニオイを嬉しそうに嗅いでいる。フェレットなんてもっと強烈なワキガのニオイがするというのに、「くさぁ〜〜〜い!」と言いながら何故か私はずっと笑っていた。ちっとも不快じゃぁなかった。ただの一度も嫌だと思ったことはなかった。

ギンナンのニオイも私にとっては「あのちょっと臭いところ」がお気に入り。

道によっては既にあの臭いニオイがし始めているが、「おぉぉおおっ。キターっ!ギンナンのニオイ!」と心の中でガッツポーズさえしているぐらいなのだ。

そうかぁ。ダメな人にとっては悪臭でしかないとは。

私にとっての悪臭は、例えば。

バンドの練習などで休憩終わりに何故かハンバーグのニオイがしてきたりして。

「誰っ!今ハンバーグゲップをしたのはっ!」

すると誰かしらが「ごめん!」と、名乗りでていた。

ハンバーグゲップは悪臭。

そして新幹線で靴を脱ぐ男性も有罪なのである。