今朝、起きてしばらくして鏡を見ると左の白目が結膜下出血で真っ赤になっていた。
結膜下出血は数年前に初めてなったが、白目が充血するどころではなく、完全に血でベッタリ染まる状態なので、最初に鏡を見た時には、自分の目がとんでもないことになってしまったのではないかと不安でいっぱいになったのだ。
だがこの結膜下出血、見た目は重症そうだが誰でもなるそうで、あまり心配をしなくてもいいらしい。治療薬も特には使わず、自然にそのまま過ごして出血した部分が吸収されるのを待つのが一般的な対処方法となっている。ただ、今年になって数回私はこの結膜下出血をやっていて、ちょっと頻回だなぁということと、今回は出血量が多く白い目全体が真っ赤になってしまったので、病院に行くことにしたのだった。
それにしても普段白い所が赤い色に変わると、こんなに違和感があるのか。眼科の待合室でも目を引くようで、「今の人の目、変」といった感じで、目が合ったあとにもう一度確認で見られるという行為が何度もあったので、最初はちょっと哀しかったのだ。
もうあんまり見ないでくださいな。
自分の心が女性寄りにあると、ちょっとうつむき加減になるのだが、自分の心を妖怪寄りにやると「見〜た〜な〜」と開き直り気味になるので、心の持ちようというのはいかに大事かがわかる。
別にみなさんには移りませんので。
診察では、程度がちょっとひどいとは言われたが、眼科と神経内科の両方で診てもらって、網膜や血液検査でも異状はなさそうということだったので、安心したのだ。
自分の体に対して無意識に過ごせる時間を、たくさん増やしたいなというのが今年の願いだ。
病院を出る時に、お腹が空いたなと思えるのは幸せ。
そうして一日でも多く、自分を空気のような存在に感じて過ごしたいなと思う。