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投稿日:2012年11月23日

2012年11月23日

体調があまりよくない。

薬の量と種類が増えたので、薬の副作用で調子が悪いと思われるのだが、吐き気と頭痛とそれから憂鬱な気分に覆われるというこの3つが、朝の薬を飲んでしばらくしたらジワジワとやってきて結構長い時間続くので、それがしんどいのだ。

薬を飲む前までの私とはあきらかに違う体調になる。朝食の後、薬を飲むのがちょっと嫌になってきて「今日は飲むの、やめたいなぁ」と思う。

だけどなぁ。

飲まないとなぁ。

そして飲んだ1時間ぐらいあとからぐったりモードになってしまう。

人と会うのも嫌になる、とまでになるとちょっとまずい。

何かしらの薬を減らしてもらうよう来月の外来で頼んでみよう。

一昨日の輸血で元気になれるかなぁと思ったが、今回は調子が上がらない。

同じ血液型でも相性があるのだそうだ。

輸血を受けたのに調子が上がらないのが今までに数回あった。

同じA型プラスでも少しずつ何かが違うらしい。

薬の投与が始まってから3ヶ月とちょっとが過ぎた。

薬の効果が現れるまでに私は平均よりちょっと時間がかかる傾向にある。

早い人だと3ヶ月で効果が出て来るらしい。

もうちょっとの辛抱。

頑張れ、私の身体。


投稿日:2012年11月21日

2012年11月21日

今日も輸血の日。

入院病棟は20代前半の看護師さんが多いが、輸血センターは夕方の5時にセンターが終わって当直などもないからか、看護師さんは年配の方が3~4割方といった感じだ。

普段、生徒さんや看護師さんなど若い女の子と接することが多いが、いわゆる”若者言葉”というのをほとんど聞かない。イントネーションが変なところに来ていたりする話し方もなければ、「ちょ~ヤバくないっすかぁ」みたいな言葉遣いもほとんど聞かず、多分友達同士の会話では”今時”な言葉遣いをしていたりするのかもしれないが、TPOをしっかり使い分けることが出来るのはすごいな、バイリンガルだなぁ。と、彼女達の頭の良さに感心してたりするのだ。

あまり今時の言葉は好きじゃない。

それから、女性がガラの悪い男言葉を使うのも好きじゃない。

特に綺麗な女性やカッコいいと言われている女性がガラの悪い男言葉を話しているのを見ると、だったらお化粧をしたりするのもやめて、いっそヒゲや腕毛も生やせばいいのに・・、と中途半端な感じがして残念に思うのだ。

でももっと気になることがある。

それは言葉遣いではなく言葉の使い方だ。

何年か前、ツィッターを楽しく始めたものの、ある頃から私は他人の”つぶやき”の中に、なんだかとてもどんよりした気分になるものがあるんだなぁと感じるようになった。そしてそれをだんだん不快に思うようになっていったのだった。他愛のないつぶやきが癒しになっていたのが、いつしかリツィートで回ってくる知らない人の吐いた毒さえ目にするようにもなり、楽しい気分がだんだん嫌なものに変わって行って、それで最近はあまり魅力のあるものに思えなくなってしまった。

又、ちょっとした言葉の使い方なのだが、「してあげたのに」「してやったのに」は私の”信用出来ない人ものさし”にひっかかるワードだ。この言葉遣いは嫌いな言葉の一つで、それはだいたいそこに居ない誰かに対する恨み節が入っているのだが、そんな古いことをよく引っぱり出してきて今言えるなぁと怖くなったりする。この人に借りを作ることはやめよう。というか距離を置こうと思う。よくわからない。どうして「@@した」で終われないんだろうか。

人間は唯一、言葉でコミュニケーションを取り合える動物だ。

だけど、やはりちょっとした言葉の使い方で私だけでなく多くの人が動物的な嗅覚で「この人はすごいな」と尊敬をしたり「うさん臭い」と感じたりしながら、接した人のことを嗅ぎ取っている。

言葉を何の為に使うのか、どう使うのかについて、言葉の使い方の質をもう少し人間みんなで上げていきたいなとたまに思うのだ。


投稿日:2012年11月19日

2012年11月19日

そろそろ、師走も近づいて来たなぁ。

駅前に出るだけでもお歳暮のチラシが、年賀状のサンプルが、おせち料理の予約のポスターが張ってある。

今は紅葉の季節。

私の中では”紅葉を観に行って温泉宿でゆっくりくつろぐ”のが今頃の楽しみだ。

が、特にこれといったイベントもなく日常に紛れていると暦はどんどん先を行っているのである。なので今は外に出れば師走モード満載な様子なのだ。

家に帰れば「お正月休みには海外旅行を!」

と、旅行会社のコマーシャルが流れ・・・。

<もう、お正月のことまで視野に入ってくるようになったかぁ>

と、思っていたら・・・。

今日はラジオを聴いていたら「おひな様と五月人形のご予約、受付中!」というコマーシャルまで流れてきた。

おひなさま?

五月人形?

え〜〜〜。

さすがに、ちょっと早くないでしょうか。

近年、ポスターやチラシ、コマーシャルで私達の暦は彩られている。

情報が溢れ過ぎていて実際の行動を起こさなくなった。

うっかり流されてどこを漂っているのかわからなくならないように。

せめてクリスマスツリーぐらいは出して飾ろう。


投稿日:2012年11月14日

2012年11月14日

以前、チョイノリの最高速度が上がらなくなったと嘆いたら、チョイノリに乗っているSさんからガソリンをレギュラーからハイオクにかえると少しよくなるかもしれないですよと、アドバイスを戴いた。

それから私はガソリンをハイオクにかえた。

レギュラーからハイオクにかえた当初は少し速く走るようになったと思う。その後また頑張れなくなって最高速度は30kmに届くか届かないかが今の状況ではあるのだが、とっても大事にしているチョイノリくん。なので、少しでもええもんをあげたいとガソリンはハイオクを入れてもらっている。

ところが・・・。

「いらっしゃいませ〜。」

ガソリンスタンドに給油で入って、「ハイオクを満タンで」と言うと必ずと言っていい程「えっ!?」と聞き返されるのだ。

「ハイ・・オクですか」

と、尋ねられ

私は「はい、ハイオクでお願いします」と答える。

それ以上の会話にはならないのだが、あきらかに何か心の言葉が聞こえて来る気配がする。ハイオクを入れているというチョイノリ仲間のSさんが、もし店で「ハイオク、満タンで」と言えば、”この人はツウなんだ”と理解し店員さんは変な顔をしないのではないか。私が言うから「この人、わかってるのかな」的なハテナマークが店員さんの頭の上に出るのではないだろうか。そんな被害妄想の自意識過剰モードになる自分がいる。

<えっ!これにハイオクを入れるの?>

<いや、別に入れてって言うんだったら入れますけれども>

<レギュラーで十分なんじゃないの>

<いやいや、別にそれはお客さんに合わせはしますけども>

ガソリンを入れる店は決まっていない。予備タンクに切り替わったら一番最初に見つけたスタンドに入るので、場所によっては「ガソリン、レギュラー満タンでよろしいですか」と切り出されて、首をすくめながら「いえ、あのハイオク。満タンで。お願いします」と言っている。

どこに行っても「え!」という顔をされ続ける。

私も今度驚かれたら対抗して、同じように「え!」という顔をしてみようかしら。

<あなた、知らないんですか?>

<まさか・・・本当に知らないんですか>

<信じられないわ>

<チョイノリはハイオクなのよ>

最近はセルフサービスの自分で勝手に給油するスタンドに入るとホっとする。

チョイノリはハイオクなのだ。


投稿日:2012年11月11日

2012年11月11日

去年まで「ヒートテック」にあまり興味がなかった。

薄着の友人が「ヒートテックを着ているから大丈夫」と言っているのを聞いたりしていて、「ふ〜ん、そんなに効果があるのかなぁ」と思いつつ想像がつかなかったのだ。

私は寒がりなのだ。

中学生の頃、セーラー服の制服の下にいっぱい着込んで全部で「8枚」着たのが最高記録。そんなに着たらさぞかし肩が凝りそうだが、まだその頃は肩こりの経験もなかった。雪だるまみたいになっても「寒くない」ことの方が素晴らしく、周りに笑われたが達成感があったのだ。

今年はより宣伝を多く見ている気がしたので一枚、試しに買ってみた。

すると。

友人の言っていた通り、薄着でも寒くないではないか。

それでまたオンラインショップで追加注文をした。

コロっといくってこんな感じね。

今や会う人会う人に「ヒートテック、あったかいよ!試しに買ってみて!おすすめー!」と勧めている私なのだ。


投稿日:2012年11月09日

2012年11月9日

秋の初め頃に買ったレモンの木。

高さは30センチぐらいの多分2年か3年のまだ若い木だ。

店で見つけた時は実が沢山成っているものと数が少ないものがあった。そのどちらを買えばいいのかわからなかったので、店員さんに尋ねてみて「数が少ないものの方がいいですよ」と教えてもらった苗を買って家に帰ったのだ。

3つの青い実が成っているものを早速日当りのいいウッドデッキに置いた。

レモンの木は日当りのいい場所がいいらしい。

前に買った時は実を収穫する前に水やりが足りなくて枯らしてしまったので、今度は枯らさないようにするぞ。9月の半ばを過ぎても夏のような暑さが続いて、何度か鉢をカラカラにしてしまったが、なんとか枯れることなく夏のような気候を乗り切ることが出来たのだった。

買ってから随分になるんだけど。

この青い実、ちっとも色づかないままだわね。

枯れもしないが、実も買った時のまま。大きくもしぼみもしない代わりにかたく青いままの実でちっとも「レモン」にはならない。

これは「青い実」で成長が終わる「青いレモン」なのかしら。

形はレモン、色はライム色をした3つの実を不思議そうに眺める日が過ぎた。

先週まではちっとも変化がなかったのに。

いいや、一昨日見た時もそうだった。

でも。

今朝、青い実がすこ〜し黄色に色づいていることに気がついたのだ。

目の錯覚なのかしら。

3つのうちの2つが濃い緑の色の奥に黄色が生まれて来るように色づき始めていたのだった。

買った時に置いた日当りのよかったウッドデッキは、秋から春にかけて太陽の高さが変わって日が当たらなくなる。レモンが大好きな太陽がこのところはすっかり射さなくなっていたというのに・・・。

誰にでも「その時期」はやって来る。

レモンはレモンの実を熟す為に必要な毎日を送っていた。

せっかちは成長の一番の敵。

あぁ、寒くなってきたね。

今年も残すところあと2ヶ月を切ったけれど。

私も今年の果実を熟したいな。

きっと今からが大事。

自分のどこかにある青い実を想い、まずは枯らさないようにお水をやろう。


投稿日:2012年11月05日

2012年11月5日

マスクの季節がまたやってきた。

私は免疫抑制剤を飲んでいるので外出時にマスクをするのが常となったが、乾燥した季節がやって来ると同時に風邪やインフルエンザ予防のマスクをしている人が最近は多くなったのだ。

いいことだなぁと思う。

が、電車の中などで、手で覆いもせずにゴホンゴホンと何度も咳をする人は未だに居る。こういう人がいるから予防にマスクをつけなくちゃいけない人が出て来るのである。ちょっと!パン屋の中ではその咳はやめて頂戴よ!

マスクをする人は多くなった。

都会だけなのかもしれないが。

ドラッグストアに行っても、コンビニに行ってもマスクは売っている。いいことなのか悪いことなのか、すっかり日常生活における身近な品物となったのだ。

マスクはかけると息苦しい感じがしてどうも邪魔な印象があったのももう遠い頃の話になって、つけ心地もストレスがなくなってきた。

が、やっぱりこういうものをつけるのが邪魔な人も居ると思う。

私もお化粧がマスクに移って口紅の跡が残っていて表裏を確認することもあるし、日によっては口紅をつけない場合もある。

今日はテレビで「塗るマスク」を紹介していた。

”クリスタルヴェール”という商品名だそうで、ジェル状の液剤を鼻の下に塗るだけで、ハウスダストなどのアレル物質の侵入を防ぐらしい。

じゃ、ウイルスには?

効くの?

サイトを見てみるとインフルエンザや風邪の予防という言葉は一切書かれていなかったので、ウイルスに対する効果がわからない。が、仕事柄マスクを使えない人や化粧くずれが気になる人には画期的な商品だと思った。

出掛ける時は忘れずに。

マスクを持って、携帯は忘れる今日このごろなのである。


投稿日:2012年11月04日

2012年11月4日

11月4日は両親の結婚記念日。

子供の頃、母からたまに聞かされていたのだ。父との結婚話を。

両親は見合い結婚、共に愛知県の出身だった。当時、母は本当は好きな人がいたらしいのだが、祖父と祖母に結婚を反対されて見合いをしたのだそうだ。

母は「お父さんはブ男だったけど、結婚したら大阪に行けたから」父と結婚したと言っていた。母は津島という町に住んでいたのだが、結婚して都会に引っ越せるのがステータスだったのだろう。私は子供ながらにもその話を聞いて、確かにパパの顔はブサイクだけど、そんなこと言うたらパパ可哀想・・・と父に同情をするのと同時に「私は好きな人じゃなかったら、むり」だとよく思ったものだった。

実際に父は母にいろんなものを買い与えていたみたいであった。新婚の頃は当時あまり普及していなかった家電も家にあったらしい。海外出張のお土産は私ら姉妹の存在は忘れられ、母へのハンドバッグやら宝石やらに溢れていたっけ。

母は父の居ないところでは「お父さんはブサイク」と言い、私には「結婚するなら、船乗りさん。絶対に外国に行ってなかなか帰って来ない船乗りさんにしなさい」と繰り返し言っていたが、私は両親が一度もケンカをしているのは見たことがなかった。

だから、”夫婦ゲンカをする”ということが未だにピンと来ないままだ。

決してラブラブな夫婦ではなかった。

だが、父はとても母を大事にしていたなと思う。

二人を見慣れていたせいか、私も振り返れば結局父に似たタイプを選んできた。振り返れば私自身がかいがいしく世話をするといった恋愛はしたことはなかった。決してあごで使っているつもりはないのだが、どちらかというと小動物を一匹飼っている的な世話のされ方をして、母のようにハンドバッグや宝石は買ってもらってはいないものの「パン」や「ジュース」や「お菓子」など”買ってもらう””してもらう”関係に終始していたなぁと思う。

母が居なくなった今は、私は父にとって母の代理みたいな感じになっている気がする。

旦那さんは真面目でマメな人がいい。

父も母も変わり者だった。

だが両親の夫婦関係は、私にとって理想、というか穏やかで微笑ましい関係だった。


投稿日:2012年11月03日

2012年11月3日

ティシュがなくなったので、帰り道にスーパーでティシュを買った。

こじんまりしたスーパーなので、種類が2種類しかなかったが、そのうちの一つが香りつきのティシュというあまり見ないものだったのでそちらを買うことにしたのだ。

しかし・・・。

ティシュはやっぱり香りがついていないのでよかった。家に帰ってからそんなことに気づいたのだった。

私の家でティシュは、洗い物をしたばかりの食器をまた使う時にちょこっと食器拭きに使ったり、少量のおやつを出したり、おかずを乗せたお皿のふちを拭いたりと割と口に入れるものや食器などに使うことが多いのだ。鼻をかむのなら香りつきティシュがよかったが、私は鼻をかむより口を拭く方がティシュをよく使う。私のような使い道だと香りが要らない。むしろ余計なものだったりする。

5箱入りを買ってしまったが、明日また無香タイプのティシュを買うので今度は一気にティシュ箱が増えることになるのかぁ・・・。

ティシュの箱には「ティシュー」と書いてあった。

そうだ。

ティシュは「ティシュ」

世の中の多くの人が「ティッシュ」と呼んでいるが、「ティシュ」なのである。

tissueが日本人の発音には上手く出来ずにナマったのが「ティッシュ」らしい。

大阪育ちの私は数年前に箱の表記を見るまでずーーっとティッシュと呼んで居た。

今はティッシュと呼ばずにティシュと呼んだだけでなんか賢くなった気分になる存在なのである。