服部祐民子ちゃんのレコーディング。
ライブでは一緒に演奏をしていた「しあわせになりたい」を今日はレコーディングする。打ち合わせやプリプロを経て、今日はほぼ一発録りでこの曲を録る。
個人的な思いとしては、ライブで一緒に演奏をしていた時から、この曲を録音する時は自分も携わることが出来たらいいなと思っていたのだ。だから声を掛けてもらった時はとても嬉しかった。
普段の祐民子ちゃんは、自分の哲学を語ることはない。誰かの話を「ふぅーん」という感じで聞いている方で、自らが話す時もそれほど口数が多いわけではない。だが彼女の歌を聞けば、わかりやすい言葉で「これって真実だなぁ」とハっとさせられることが印されている。
どの曲もすごく切れるように痛い。聴きがいがある、演りがいがあるアーティストだと思う。
「しあわせになりたい」に携われて、だからとても嬉しい。
言葉が刺すように痛い。
だけどどこか救われる。
その力強さが祐民子ちゃんの曲に共通する空気だ。
「せーの」で全部を録る。
別々の部屋だけど心をみんなでひとつにして。