rikoちゃんのレコーディングでピアノを弾きに行ってきた。
ここは螺旋階段を上がった3階にあるスタジオなのだが、この螺旋階段が結構な難関なのだ。まずヒールの高い靴で行ったら後悔する。あとかなり狭く急な階段なので、ギターやエフェクターを抱えて上がるのも苦労するだろう。加えて電気もないので、最初来た時は一体どんな場所に行くんだろうとドキドキしたのだ。
で、息も絶え絶え上に上がると秘密の部屋のようにスタジオがある。そこがrikoちゃんのアルバムをプロデュースするマルさんのプライベートスタジオだ。
最初、rikoちゃんから「まるさん」という通称だけ聞いていた。
rikoちゃんが何度も口にする”まるさん”が、日本人の丸山さんの略の「丸さん」なのか、どこの国の人なのかしらないが、マルポーニョさんか何かの略の「マルさん」なのか。はたまたマルサンビッチか何かの名前の略の「マルサン」なのかわからなかったのだが・・・。丸さんはSOYSOULの丸本修さん、後で知ったが私が大学生の時の伝説のファンクバンド、AFRICAのベーシストの丸さんだった。
最近はプライベードスタジオで作品を作る人が多くなったが、丸さんのスタジオはツリーハウスみたいで上がるのはちょっと大変だが、木の上にある隠れ家っぽくて妙に落ち着く。
私の大好きなファンキーカッティングピアノで私を起用してくれた初のアーティストがrikoちゃんで、そのことをとても嬉しく思う。
rikoちゃんとはいつかちゃんとしっかりライブがしたいなぁと思っている。
月夜の下のツリーハウスでのレコーディングだった。