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投稿日:2014年03月12日

2014年03月12日

帰り道、裏道で使っている川沿いの道で飲酒検問をやっていた。

「お疲れさまです。申し訳ないんですが、ここに向かって息を吐きかけてもらえませんか?」

飲酒検問の時には、通常測定器みたいな物を口元に向けられるのだが、うんと昔、一度だけ琵琶湖から京都に抜ける裏道の検問で、「申し訳ないんですが、私の顔に向かって息を吐きかけてもらえませんか?」と言われたことがあった。

「えぇっ?息を・・・顔に・・・ですか?」

「はい、鼻に向かってお願いします」

確かにその人は警察の制服を着てはいたが、見ず知らずの人の鼻に自分の息を吐くだなんて、なんだかとっても抵抗があった。

検問だし・・仕方がないけれど・・。

思い切って息を吐いたが、ダメ出しをくらった。

「もう一度、ハァ〜〜っともっと思い切り吐いてもらえませんか?」

もっと思い切り・・ですか!!

すごく抵抗がありながら、頑張って息吐きをしたのだ。でもその迷いが「思い切り」にはなっていなかった様子。

「ハァ〜〜〜〜〜〜!」

「はい、ありがとうございました」

器械が相手でも「ハァ〜っ」はなんとなく抵抗がある。

飲酒検問は、いつも”遠くに露出狂が立っていた”と同等クラスの<なんでまた・・・>という気分に覆われている私なのである。