今日の朝食は5階にある「フォーシーズンズダイニング」にて和定食を頂く。
10時からホールで通しリハーサルと細かい部分のチェックをする。
今日は船が「赤道」を通過するらしい。赤道近辺では影が真下に来るので、長く伸びた影がないのだそうだ。リハーサルを終えて「赤道」体験をしに上のデッキに上がったら、陽射しと気温が一気に真夏になっていたので、すぐにクラクラしてきたのだ。
「赤道」記念に、写真を撮る。
影がどこにものびていない。
これが赤道なのかぁ。
赤道を感じるってこういうことだったとは。ふ~ん。
気温はどれぐらいなのかはわからなかったが、日本の真夏日と同じぐらい体力を奪う力があった。
昼食後は部屋に帰ってまた昼寝をする。今日は波の高さが1メートル程で、ほとんど船も揺れを感じない。時速はゆっくり走行しているので30キロ弱。チョイノリと同じくらい、つまり渋谷を暴走するお洒落自転車の方が速いということか。
午後3時、気功教室でレッスンを受けたら帰り道はスィーツ制覇の旅と称してカフェをハシゴする。ケーキ3個とクッキー3枚とアイスクリームを食べる。
夕飯をセーブして帳尻を合わせよう。
と、昨日も思ったのだ。
部屋に帰ると、船内新聞と日本の新聞のコピーが入っていた。
九州でソメイヨシノが開花したらしい。
日本もサクラが咲く頃となったのだ。
ダンボ、元気かなぁ。
パソコンが出来ないのは不安だが、かといって国際電話で友人にダンボの様子を尋ねて、それで何かあったとしても帰国日まではもう帰れない。
元気で待っていておくれ。
今日は天気が良かったので夕焼けがとても綺麗だった。
飛鳥のブッキングのお仕事を長くされているNさんが、船の上から見える景色のいろいろを教えてくれた。
東京の空だってきっと毎日いろんな表情を持っているはずなのに。
いつも立ち止まれない。
立ち止まったっていいはずなのに。
それでやって来るしわ寄せなんて、たかが知れているはずなのに。
太陽が沈み、遠くの雲がピンク色になり、大きな龍の形になり…。
また雲がちぎれて、ピンク色は蛍光のピンクになり、そうして真っ赤に燃えて、最後はゆっくりと。
スプーンで一つ、かきまぜるように夜の色に溶けて行った。