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投稿日:2010年01月08日

2010年01月08日

帰りに百貨店に寄ったら売り場に袴が展示されていた。
もうすぐ成人式だからなんだろう。
私は袴を履いたことが一度もないのだ。振り袖は着た。ウエディングドレスは20代前半に2着着て写真にも残しているので、心残りはないのだが、袴だけは機会を逃してしまったので、未だに袴を見るとあこがれの気持ちがムクムクっと沸いてくる。
凛としていて、でも優雅なところがある袴姿。
あぁ〜あ。一回は着ておけばよかった。
そんな想いがあるので、私は袴を見かけると前で立ち止まって眺めていたりするのだ。
<どうやって履くのかしら>
<これって、風が入ってきてスースーするのかしら>
<トイレは不便じゃないかしら>
履いたことがないので、まず「仕様」についての疑問が浮かび・・・。
<着ておけばよかったわ>
<もう、今更無理よね>
などと考えていると3分ぐらいは経っている。
<ハッ>
ここで夢から覚めるように、通行人の人達のことが視界に入って、そうすると急に”今自分が物欲しそうに袴を眺めていたのを、この人達に見られていた”といった自意識過剰モードになるのであった。
<私が着るんじゃないんですよ>
<娘のです>
可愛いなと思って中に入ったら、10代の子達が来るような店だった時も私はフェロモンならぬ<私は娘の洋服を選びに来ているお母さんなんです>オーラを途中からプンプン出しまくって、そしてなんとかその店を出るまで妙なバランスを取っているのであった。
今や<着たいなぁ>と思っても、着たらコスプレのジャンルに行ってしまう服が増えた。
思春期とはまた違う意味での微妙なお年頃なのである。