もうすぐミスタードーナツが40周年を迎えるのだそうだ。
家から一番近くにあったミスタードーナツは高槻駅の南口のバス通りを行った所にあった。今はあの辺りの店がどうなっているのかはわからないが、ファーストフード店が出来てはなくなる中、当時ミスタードーナツだけは変わらずにあり、学校帰りにわざわざ電車に乗ってやって来て友達とお茶をしたのもここだ。
高校生の限られたお小遣いでも来れる、リーズナブルで親しみやすい場所だったのだ。
大学生になってからよく通ったのは、京都の出町店。学校からは遠かったが、バスで帰りに寄りやすかったのでやはりここも友達とよく来たものだった。近くに同志社があって学生がお茶しに来るのがこの辺り、セカンドハウスという美味しいパスタ店が隣りにあって、よく「席、空いてるかなぁ」と言いながら店内を覗いたっけ。
もう一つのお楽しみは、点数を集めたら可愛いグッズがもらえるという点だった。ポイントを集めたら全員がもらえるプレゼントというのは、「すごく可愛い!」ではないものとう印象があり、はなから期待しないものなのだが、このミスタードーナツのグッズは「すごく可愛い!」「欲しい!」と乙女心をくすぐる品ばかりで、よく点数を集めてグッズをもらったのだ。私が夢中になっていた頃のグッズはosamu goods。お弁当箱や水筒、ミニバッグやポーチと可愛いものが次々に出るのでグッズに交換出来た日は本当に「ルンルン」だったのだ。
その後、車に乗るようになってからは箕面のドライブスルーのミスタードーナツにも行った。ここは店自体がお洒落なバーのような感じで、ちょっと夜遊び風の若い男女が集まっていたが、今はもうこの店舗はなくなってしまったらしい。残念なのだ。
少しずつメニューが変わって、今は軽食的なメニューもすっかり定着をした。でも私が買って帰る品物は相変わらず変わっていない。
エンゼルクリームを私は今までに一体いくつ食べただろう。
友達がオールドファッションを頼むのが大人に見えた。何のトッピングもないこのドーナツは、10代の頃の私には大人の食べ物だった。
また久しぶりに通って、グッズをゲットしたいな・・・。
明後日ミスタードーナツは40周年を迎える。