昨日は、検査を受けにダンボをまた病院に連れて行った。
午前中に預けて夕方に迎えに行ったのだが、病院には犬をケージごと預けるので、迎えに行った時は待ち合い室で一緒に居る動物が居ないのは私だけだった。おとなしいワンちゃんやリラックスして飼い主さんの膝の上でくつろぐワンコちゃん。吠えるワンちゃんも居るが、今まで動物病院に行って感じたのは病院内で落ち着いて過ごせる犬や猫が多いということだ。
ダンボは病院が大嫌い。ずっとビクビクしているので、よく待ち合い室でも笑われている。
<半日、どうして過ごしていたかなぁ。>
ようやく名前を呼ばれて入ると、昨日は先生より先にダンボが診察室に戻ってきた。ダンボは相変わらず暗い顔をしていたが、検査の結果は数値もほぼ正常値になったので薬を減らして様子を見ましょうという嬉しい話を聞くことが出来たのだった。
診察室を出たら、診察の待ち時間に仲良くなった飼い主さん達に「あら、飼い主さんとワンちゃん、そっくりですね」と声をかけられた。
ダンボ、そっくりなんだって。
元気になって本当によかった。
もうすぐ川沿いの道に桜が咲く頃。
去年も一緒に歩いたあの小道をまたダンボと行けると思ったら、幸せな気持ちでいっぱいになったのだった。