都心に出ると大人の女性がぬいぐるみを片腕に抱えて歩いている姿をたまに見掛ける。
くまちゃんのぬいぐるみを抱え、もう片方の腕にはお出掛けバッグを持っている。彼女達は買い物が用事があってどこかに行く途中、お洒落アイテムの一つが「ぬいぐるみ」のようなのだ。
同じ都心を歩く人でも、セカンドバッグを持つのも嫌いで、必要なものはベルトにぶら下げ手ぶらでいたがる人も居る。そういう人からすれば信じられない無駄な荷物に思えるだろうが、私もぬいぐるみに対しては同じ意見だ。荷物は少しでも少ない方がいい。杖がある分既に不便なので少々の雨なら傘は置いていくし、カバンの中身も軽くして行くようにもしている。
あのくまさんは自転車に乗る時には、カゴに入れるんだろう。喫茶店に入ったら隣の席か机の上にちょこんと置き、電車では膝に乗せているのだ。洋服を見に行った店の中で、品物を取って見ている間はその近くの棚に置き、トイレに入ったらバッグに入れてドアに吊り下げておき・・・・。ものすごく扱いとしては面倒臭く、やはり私はない方がいいと思うのだが・・・・。とにかく私なら一日でそのくまちゃんはどこかに忘れて来てしまうだろう。
くまちゃんのぬいぐるみかぁ・・・。
もうちょっと実用的なものにすればいかがでしょう。
梅酒を浸けたビンを抱っこしていたら、飲みながら歩けていいのになと思うのだ。