月別アーカイブ : 2012年1月

投稿日:2012年01月29日

2012年01月29日

息を大きく吸って〜。
はい、止めて下さい。
・・・・・・・・・・。
はい、楽にして下さい。
レントゲン撮影の時のように私は、バイクに乗っている途中に息を止めてやりすごす場所がある。
それはいくつかのラーメン店の前だ。
私が定期的に通る場所があるのだが、そのうち3カ所がそれぞれ人気ラーメン店でいつでも行列が出来る超人気店なのだが・・・。私は店の前を通る時に嗅ぐ、これらのラーメン店からしてくる匂いがダメなのだ。
カレー店から漂って来る匂いには吸い寄せられるのに、とんこつ系ラーメン店から漂う匂いは何故かしら気分が悪くなってしまう。だからあの行列も私には理解出来ず、近隣になんてとてもじゃないけれど住めないなぁと思うのだった。
大きく息を吸って〜。
はい、止めて下さい。
<あぁっ、今信号待ちになるのは勘弁して・・・。>
たまにフライングで早めに息を大きく吸ってしまい、ダメージを受けることもある。
あの匂いを吸わずに通り過ぎることが出来たらラッキー。
バイクで運転中にこんな小さな祈りを込めているのである。
鼻って慣れるものなのかしら。
隣りの分譲マンションの住人に尋ねてみたいと本気で思う。
エラ呼吸が出来るようにならない限り、私はとんこつラーメン店の近くには住めないのである。


投稿日:2012年01月28日

2012年01月28日

去年に引き続き、某幼稚園のお父さん達によるオヤジ合唱団の練習に携わらせてもらっている。
オヤジ合唱団の晴れの舞台は卒園の会。当日参加のお父さんも含めると20名程の応援団風軍団になっただろうか。
「オヤジ」と言っても私からすれば全然オヤジではないのだが、このお父さん達がAKB48にも負けないぐらいのパフォーマンスと歌を子供たちに披露するのだ。
いつもと違うパパのカッコいい姿に子供たちが弾んでいる光景がよかった。
そして普段は様々なお仕事に就いておられるお父さん達が、ミュージシャンさながらの難しい曲の構成やコーラス、踊りや手拍子をマスターし、更には楽器を持たされたりしながら、本番をバッチリ決めた様子は圧巻だった。すごいなぁと思ったのだ。
あれから一年。
去年活躍して下さったお父さんが今年もまた参加して下さったり、新しく参加のお父さんとご挨拶をしたり。
昼間は若い女の子を教えて、夜はオヤジさん達と練習をする。
いつも思うのは、家から練習場所まで時間をつくって彼ら彼女達はここに来ている。どんなに近い距離だって、時間を割いて何かに充てるその時間は大事な時間。私が受け身の立場であったとしたら、そのことを忘れずにいてくれる人のもとで時間を過ごしたい。いい物を作るということは、そこにまず土台があると思うからだ。
一生懸命のエネルギーに自分が見合うようにいたい。
ホップステップ、そしてジャンプをみんなでせーので飛びたいのである。


投稿日:2012年01月27日

2012年01月27日

一ヶ月程、毎日あんなに歯や頭や頬が痛かったのが耳鼻科と歯科に行き始めたら嘘のように痛みが消えた。
この一ヶ月、なんであんなに痛みに耐えていたのだろう。本当にもっと早く病院に行けばよかった。
夜は眠れずに朝を迎えた日が数日もあった。
日中は痛みに耐え切れず横になって過ごしたこともあったし、痛み止めで逆に仕事中に眠気と戦わなければならない日もあった。
顔半分が割れちゃうんじゃないかしら・・・と思うほど痛くてしょうがなかったおかげで、部屋の片付けや洗濯物をするにもいつもより腰が重かったし、何より美味しいものを食べたいという気力もなく、自炊がレトルトのおかゆや噛まずに食べられるものでしかも調理しなくていいものという風になっていたのだった。
痛みがないのは素晴らしい。
身体について無意識で過ごせることは素晴らしい。
私の元気度の基準は「部屋の片付けが楽しい」「洗濯物をマメにしたい」「夕飯はチンやレトルトでなく作る」の3拍子揃っているかどうかがチェック対象なのだ。3つは調子が悪いと同時に失せ、調子がいいと生き生きと戻って来る。
久しぶりに家の中でまたゴソゴソと動いている自分がいる。
外はまだ寒いが私の中の厳冬は過ぎたような、そんな穏やかな空気が今日は流れていた。


投稿日:2012年01月26日

2012年01月26日

最近ハマっているスイーツがある。
ミルキーチョコムース。
上に生クリームが乗っていて下がチョコムースになっているというシンプルなものなのだが、はじめ全く期待せずに買ったらこれがとっても美味しかった。どこがミルキーなのかと言えば、生クリームの後味がそう言えばミルキーっぽいというか、普通の生クリームの後味とはちょっと違うのだ。
<なんだろう、このクセになる味は?!>
と、思って食べているうちに生クリーム部分がなくなり、その下にあるチョコムースがまったりした濃い舌触りでこれがまた美味しい。
ここ最近何度かその後品物が置いてあるのを見たのだが、タイミング的にスイーツを買えない状況だったりして逃していたが、割とお店での取り扱いがあるんだなぁという印象があった。
「よぉおお〜〜し、今日はチョコムースを買うぞ!」
しかし、買えるタイミングの時に限って立ち寄った店には置いていないという状況が続いているのだった。
確かコンビニでも見かけたはずだったのになぁ・・・。
もう8軒、フラれている。
こんなに見かけないとは・・・・。
「あった!」
と、思ったら類似のチョコムースだったり。
「見つけた!」
と、思ったらミルキーシリーズでもちょっと違うストロベリータルトだったり、ミルキーだけのタルトだったり・・・。タルトは食べてみたが感動しなかった。やっぱりチョコムースじゃなきゃ。
買えない時にはあんなに見ていなのに。
ミルキーチョコムースはどこへいった。
今私が恋するスイーツ、ミルキーチョコムースなのだ。


投稿日:2012年01月25日

2012年01月25日

去年の中頃からどうも体調がすっきりせず、風邪のような風邪でないような・・・と思っていたら右の奥歯が痛くなって来たのだった。
その時点で既に下旬にさしかかっていたので、何故かしら「よし!気合いで治そう」と頑張ったのがいけなかった。
奥歯の痛みが年明けには風邪になり、風邪が治ってきたかなと思っていたら、今度は副鼻腔炎らしき状態になっていた。
それでも何故かしら、「ここまで気合いで頑張ってきたんだから、この際気合いでもう少ししたら治せるんじゃないだろうか」などという考えが頭をめぐり、というか思考が弱まっていたのか、とにかく毎日首から上のどこかしらが痛み止めなしでは過ごせないぐらい痛かった。
家に隠し持っていた痛み止めが全て無くなり・・・・。
ようやく「やっぱり病院に行かないとだめだなぁ」と思うようになった。
約一ヶ月、痛みで眠れなかったり薬でボォーっとして過ごした時間は本当に無駄だった。
耳鼻科と歯科に行ったらやはり副鼻腔炎ということだった。
痛みが右の顔面から始まって、一ヶ月我慢している間にゆっくりと、まるで太陽が昇って沈むかのように右側から額を通って左頬に鈍痛は移動した。
病院にもっと早く行っておけばよかった。
普段はこんなことをしないのにめずらしく引っ張ったケースだった。
木曜日は休診のところが多いから、水曜日のうちに行っておいてよかった。
耳鼻科は明日はお休み。
「木曜日/休診日」と表示すればいいと思うのだが・・・。
「木曜日/定休日」とあると、あながち間違いではないがどうも定食屋さんに来たような妙な気分になるのである。


投稿日:2012年01月24日

2012年01月24日

昨夜降った雪を見せようと、今朝は窓を開けてダンボを呼んでみた。
「ダンボ!雪だよ!」
ダンボは家のベッドが一番のお気に入りの場所で、普通の犬ほど外に執着心がなく、雪を見てダイブするような元気犬ではないのだが、今日は違った。
ピョーン!
飛び出て行ったので雪景色に興奮したのかと思ったら・・・・。
そうではなかった。
ダンボが部屋を飛び出して飛んで行った先は、ネコのうんちがあった場所だった。
犬って少し前のことは忘れてしまうのではなかったっけ。
だからおしっこの失敗をしても、時間が経ってから叱っても理解出来ず混乱させてしまうから叱ってはいけませんと犬の本に書いてあったのではなかったか。
雪には目もくれず一目散にネコ糞エリアに行き、ホリホリを始めそうになったので慌てて部屋の中に連れ戻したのだった。
・・・・。
そんなに美味しかったのかい。
ショックだよ。
つき合ってだいぶ長くなった彼氏が、昔の彼女のことが本当は忘れられないでいるということを知ったような心境だ。
昔の彼女をうんこに例えるのもどうかとは思うのだが。
ゆ〜きやこんこ、あられやこんこ♪
犬は喜び庭かけまわりって・・・・。
その犬も雪に関係なく、庭に何か食べ物が落ちていないか探していただけではないのかと思うのであった。


投稿日:2012年01月23日

2012年01月23日

雪は降るぅうう〜。
あなたは〜来ないぃいいい〜〜。
まさか本当に雪が降るとは。
今日は午後から地下のスタジオでのレッスンだったので、外の様子がわからないまま過ごしていた。
家を出る時は小雨が降っていた。
天気予報では「夜には雪に変わるでしょう」と言っていたので、レッスンの合間に様子を見に行っていたが雪にはなっていなかった。夜になっても雪は降っていなかったので、”よかった。雪、降らなかったわ”と安心していたのだ。
その1時間半後、スタジオを出て地上に出たら雪は吹雪いていてしかも既に積もっているではないか。
「うへぇええッ」
いつの間にこんなに天気が変わったのかしら。
道路に一歩足を踏み出したところで早速滑って転びそうになった。
雪は怖いのだ。家の中から見る分にはいいが、足元をすくわれてはずみで怪我をするなんてことが現実的で、今だって警戒しながら足を踏み出したのにツルンと簡単に滑ってしまった。
こんな日はタクシーで帰るのが一番。
少なくとも私にとって一番いい選択肢はタクシーなのである。
いつもタクシーが結構通っている通りも、この雪のせいか走っていない。一台見つけてつかまえそこねてしまって以来、こんなにタクシーが通らない日も珍しいのだ。
しかしいつの間に。
ひたすら寒さに耐え地蔵のように動かずに待っていたのだ。
随分待ってようやく乗れたタクシー。
安心したのもつかの間、今度は車がたまにスリップをするのでこれまた恐怖だった。
家の前の私道に着くとようやくホっとした。
ネコの足跡が新雪に点々とついていた。
雪の夜は静かだなぁ。
私も雪深い国に来たかのように、キュッキュッと音を立てて玄関に向かってゆっくりを踏みしめたのだった。


投稿日:2012年01月19日

2012年01月19日

昨日、突然ネットへの接続が出来なくなって、あれこれ復帰を試みたがそれもかなわなかった。
午後に渋谷のジーニアスバーで見てもらったら、airmacが壊れているとのことだった。
いつもメカが動かなくなった時は、すぐに”壊れた”と考える私だったが、今回恐らく初めて本当に壊れたので、まさか本当に壊れていただなんて・・・と逆に信じられなかった。
初期型のairmac。
まだ円盤型をしていた頃のもので、前の家でのメカ好き同居人がある日買ってくれたものだ。当時私は「そんなものは線でつなげばよい」と思っていて、「興味ない」「いらない」と言った記憶があるのだが、まぁまぁ、そう言わずにと同居人は私の部屋にセットをして本当に「くれた」のだった。
「なんで豪邸でもないのに無線を飛ばさないといけないのかしら」と謎の円盤について、全く必要性を感じていなかった。
それが今では多くの家が「線なし」でパソコンに繋がる時代となった。
円盤のおかげで私は快適ネットライフをいつしか送っていたのだった。
新しく購入したairmacを繋いだら、あら不思議。昨日あんなにあれやこれやと試してダメだったものが、手順通りに進めてすんなりとネットが繋がった。
こうして私はまた無人島からネット依存生活に戻ることになった。
10年近くお世話になっただろうか。
あの頃は、わけのわからない最新のメカだった円盤型のairmacに「今までありがとうございました」と声に出してお礼を言ったのだった。


投稿日:2012年01月18日

2012年01月18日

ひかりTVに加入してから、旅行の番組を楽しんでいる。
豪華客船に乗ってノルウェーのフィヨルドを旅したり、列車に乗ってヨーロッパを走ってみたりと、以前はじゃらんの温泉ページを眺めるのが楽しかったが今はすっかり外国旅行に出てばかりいるのだ。
今日はパリを出発してモンサンミッシェルの旅に出ていた。車窓の景色は美しく、日本茶をすすりながらでも気分はヨーロッパの旅人にすっかりなっていたのだった。
旅のお供はパソコン、である。
番組の中で気になるお店や土地があったら、番組を見ながらパソコンで検索をして、詳しいことを調べながらテレビを見るという形がよくあるのだが・・・・。
いつものように気になる土地が出て来たので検索をしようとしたら・・・。
あれ。
あれれ。
パソコンが急に繋がらなくなったのだった。
ここ数ヶ月は、何故かしら一日に一度パソコンが繋がらなくなる現象が起きていて、電源を入れ直すことで復帰するのでいつものように電源の入れ直しをしたのだが、今日に限ってうんともすんとも言わない状況になってしまった。
モンサンミッシェルへの旅、突然終わる。
何の贅沢もない、部屋で旅気分に浸るという超質素な楽しみだったのに!
お〜い。
おぉおお〜〜い。
はぁ〜〜あ・・・・。
気を取り直すと原因究明モードに入る。
決して電気ものに強いわけではなくむしろ全然苦手なのだが、そんな私も最近はこれでもずいぶん粘り強く、電化製品の不調に一人でコツコツ向き合うようになったのだ。
しかし。
それは大抵パソコンでネット検索をして調べたりしているのだ。だからパソコンが繋がらないとなると、困るのだ。iphoneがあってかろうじて私は外の世界と繋がれているが、文字を打つのが異常に遅いのでいつもより時間がかかっている。
思いつく方法はかなり試してみた。が、全てだめ。ツィッターでSOSを出したら、親切につき合ってくれる方が何人かいて、それがなにより心強かった。
さっきまで、緑の草原輝く景色に揺れていた。
優雅じゃった。
パソコンが繋がらなくなって私の旅は終わった。
今は杉並の無人島に居る。
たまに物資を運んできてくれる人が居て、それが暗い私の心にせめてもの灯を点してくれている。
iphoneを手に寒くて震える夜なのであった。


投稿日:2012年01月17日

2012年01月17日

毎週月曜日は、仕事の休み時間にレッスン場近くのドラッグストアに行くのが楽しい。
ドラッグストアは、特別何が欲しいということもなく入っても、店内をウロウロしているうちに「あら、これ買っとかなきゃ」という品物に出会う。この店でも店を出るときには必ず何かしら買っているのだ。
地元で人気のスーパーが隣りにあるせいか、いつも繁盛しているのだが、昨日はレジが一つ壊れた様子でレジ待ちの列がいつも以上に長くなっていたのだった。
あまりに列が長くなったので、私が並んでいるうちに化粧品コーナーのレジを臨時で開けたのだが、ここの担当の人がトロい。レジが済んだら「お次ぎお待ちのお客さまぁ〜〜」とちょっと声を出せばいいのに、いちいちカウンターから出て先頭に立っているお客を自ら迎えに行くのだ。
並び疲れた我らおばちゃん達は、今王子を求めてはおらん。
はよレジ打ってくれ!
効率よく接客せい!
ちょっと鈍い王子は、相変わらず一人レジを打ち終わると氷の上を滑るかのようにススーっと店内列の先頭のおばさまを迎えに行く。そうして私も順番的に王子のレジに行くことになり、王子に迎えられてレジを済ませたのであった。
更にレジ待ちの列は長くなっていた。
並んでいてわかるであろうに、列の後ろに並んでいたおばちゃんが「ここのレジも空いてんの?」と列から抜けて王子のレジにいきなり抜け駆けしようとしていた。
長く待たされると人間、心がささくれるのだ。
おばちゃんはかなり強引な横入りを試みようとしていてびっくりした。
長い時間待ってようやく手に入れた商品。
夜になって、また私は店を訪れていた。
「あのぅ〜〜。今日こちらで買い物をした者なのですが」
「はい?」
「品物、忘れていませんでしたでしょうか」
しばらくして、私が買い物をしたレジの近くに商品が入った袋がポツンとあるのを見つけた。
数時間、誰も気づかずここにあったとは・・・。
たまにこういうことはあるのだが・・・・。
横入りのおばちゃんに驚いたあまり、手から品物を離して帰っていた私なのであった。