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投稿日:2014年06月02日

2014年06月02日

今日は造影剤を使ってのCT検査。予定していたATG療法は延期になって、今週は胸の検査が先となった。

同じ病室の患者さんは同じ血液内科の患者さんと、それから膠原病の疑いで入院したという患者さん二人。それぞれ難病疾患なのにみんな明るいので救われる。一見するととても病気には見えない。でも血小板数や白血球数が少なかったり、反対に数値が高すぎる項目を抱えていたり、実際に身体に異常を感じていたりする。

それでも笑えるものなんだ…。

病室の患者さんの強さに、しょんぼりしおれていた気持ちに元気をもらう。

午後、CTの検査を受ける。

明日はCTガイド下生検が予定通り行われる。

今日のCT検査でシロ判定が出て明日の検査がなくなればいいなと願っていたが…。

胸の腫瘍、肺の影、胸腺腫の再発、リンパ腫かもしれないもの…。

ここ数日、教授と担当医、研修医のそれぞれの先生の説明が微妙にニュアンスが違ったままで、私は画像での説明も受けていなかった。なので、明日の検査の説明に来た放射線科の先生に尋ねて、やっと心臓の周りのところと左の胸膜のところに腫瘍があると具体的なことを聞くことが出来たのだった。

二箇所?

肺炎の痕じゃなくて?

胸膜と心臓のまわり?

そうなんだ⁈

腫瘍が二つ?

放射線科の先生が担当医の先生に伝えておきますと言って去ってからしばらくして、担当医がパソコンを持って来て、そこで画像を見ながらの説明をあらためて受けた。

するとCTの画像で2月の肺炎の時にはなかったものがはっきり写っていた。

そっか…。

気を取り直して少しは穏やかになったはずの心。

また。

少しずつ気を取り直していけるものなのかなぁ。

良性か悪性かを検査する必要もなんだかいらない気もしてきた。

深く考えずに明日の検査を受けることがまず先決だとは思う。

今はそれだけ考えるようにしよう。