日が短くなってきた。
「もう雨戸を閉める時間かな」と、思って時計を見たらまだ3時半だったりして、一日が早足で過ぎて行く感じがするのだ。
9月になったら、アっという間に師走になっているという感覚があるが、日が短くなって行くのも感覚を後押ししているのかもしれない。
今年も落葉樹達は一年を無事に終えたよう。
「お先に」と手を振って休暇に入って行く。
川沿いを歩くと、カレンダーや時計も見ないのにどの木も例外なく時間通りに事を進めていることを知る。
大きな木のそばに行くと、彼等は長く生きているだけの強さとエネルギーをしっかり持っているから、いいエネルギーをもらえますよと整体の先生が言っていた。
常緑樹は葉っぱを手放さない。
そして、落葉樹は全部手放す。
100か0だなんて、木も両極端だ。
落葉樹達はもうオフシーズン。
人間ってやっぱり時間を守れないんだなぁ。
人間達だけが遅れを取り戻す為に、一番忙しい時期となって行く。