夜、冷蔵庫にあったヨーグルトを、「今日で消費期限が切れるから」と、普段食べる分よりかなり多い量を食べた。
この量だと、ヨーグルトだけじゃ飽きちゃうなと、同じく冷蔵庫にあったブルーベリーのソースとブルーベリーの果実を入れ、上にホイップクリームを乗せてちょっとしたデザートにしてみたのだが、あまり多い量を食べると体って冷える。どれも冷凍されていなかったが、食べているうちにだんだんアイスクリームを食べている感覚になってきたのだった。
あらま。ヨーグルトを沢山食べると、ある時点から舌と頭はフローズンヨーグルトを食べている感覚に変わるのだ。
フローズンヨーグルト。
あまり食べる機会に巡り合うことはないが、私が10代の頃に梅田の阪急ファイブにフローズンヨーグルトの店があって、女の子達に大人気だったことを思い出したのだ。
電車に乗って隣り町の高槻に買い物に行くのが、せいぜいのお出掛けだったので、梅田の阪急ファイブなんかに行った時にはそこに来ている女の子達も店もみな洗練されていて、歩くだけでドキドキだった。
フローズンヨーグルト専門店は、あこがれのお洒落な場所だったのだ。
ヨーグルトを大量に食べながら、舌と思考がだんだんマヒをしてきたことで、こんな思わぬ思い出を思い出すとは・・・・。
もう、さすがになくなっているだろうなぁ。
あのフローズンヨーグルトの店。
フローズンヨーグルトは、アイスクリームケーキを同じぐらい食べる機会があまりなくて、だが好きなデザートなのだ。