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投稿日:2009年11月12日

2009年11月12日

新しい携帯にかえてから、メールの文章が味気なくなってしまったように思うのだ。というか、用件以上のことを書ける余裕がないのだろう。
もうそろそろ慣れてもいいと思うのだが、未だにメールの簡単な文章を打つだけで口で言う50倍ぐらいの時間がかかってしまう。途中でいやになって電話にする時もあるぐらいだ。どうして「メールありがとう!」と打つのに宝探しのような状況になってしまうんだろう。
私の場合、タッチパネルと相性が悪いのか操作ミスがとても多い。そんなに指が太いとは思わないのだが、タッチしたつもりの場所でない所が反応をすることが多々あるのだ。銀行のATMでも「暗証番号が違います」とアナウンスされることがある。だが、今度の携帯はそんな頻度じゃない。はっきり言ってものすごく多い。
「お久しぶりです」は「おるるるるみみみりり」と連打文字になる。やり直すと今度は予測単語の所に触れてそのまま連打し「お日差しられるりなもし」・・・・。
手書きだとありえない間違い文を日々たくさん生み出している。
時々、あんまり失敗が続くと気持ちがだんだん疲れてきて、このまま送ってみようか。気持ちを込めたらテレパシーで文章解読してもらえるかもしれない、という気分に覆われるのだ。
イライラする。
間違わずに打つコツがわからない。
失敗しないうちに送ろうと消極的になっているせいで、すっかりボキャブラリーが減っている。
「繋がらない」「ダウンロード出来ないの?」「えっ、まだmova?」と、化石になりつつあった古い携帯だが、あの機種を使っていた頃の方が私は文化レベルが高い人間であった。