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投稿日:2010年06月06日

2010年06月06日

仕事に行く時に通る道がある。ここら辺はお洒落な店が多く、そこに居るお客さんも「何の仕事をしている人なんだろう?」というオーラを放っている人が多い地域なのだが、その流行っている店の一つに気になる店名の店があった。
いつもお客さんで賑わっているのだが、店の名前が「腸炎」と書いてある。
「腸炎?」
食べ物屋さんなのに、ずいぶんタブーな店の名前だなぁと思っていた。
先月から毎週土曜日にこの道を通るようになったので、「今日も腸炎にお客さんは来ているのかしら?」と私にとっては、他のどのお洒落な店よりも気になる店になっていたのだった。
オレンジ色の看板の「腸炎」
私はこんな名前は悪趣味でイヤだわ。
と、思って再度見てみたら・・・・、
太い字で少しデザインされたフォントになっていて見間違えていたが、店の名前は「腸炎」ではなく「陽炎」だった。
「腸炎」でオレンジ色の看板だと、辛いものを食べてお腹を壊したという連想をしていたが、オレンジ色の看板で「陽炎」だとエネルギーが湧いて来る感じがして、一気に店の印象が変わったのだ。
一人勘違いをしていただけだったが、一字違いで印象ってこんなに変わる。
しかし、字体が若干勘違いを起こさせるようなものであることは、店名がわかった今でも否めない。
「陽炎」「腸炎」「陽炎」「腸炎」・・・・。
視力テストを看板でやっている感じになり、
まさしく看板が陽炎<かげろう>になってにじんでいたのであった。