昨日、先日撮ったレントゲン写真で気になるところがあるから来るようにと言われて、午前の診察が始まった9時過ぎにクリニックに行った。
今日も待合室に患者さんは一人も居ない。ここの年配の医者の対応については、私と同じような印象を持った患者がきっと他にも居るんだろう。駐車スペースもあって内科以外にも診療科目があるのに、2回来て2回共患者がいないのだ。
しばらく待つと「よろしくお願いします」という声が奥で聞こえてきた。病院スタッフが先生に挨拶をしているようで、それからしばらくして名前を呼ばれたので診察室に入ったのだった。
「あなた、どこの病院に行ってるの」
「医科歯科大です」
「じゃぁ、そこで診てもらって」
「どういうことですか?」
「それは私の口からは言えないわ」
まただ。説明するから来いと言っていたのに、それじゃぁ説明になっていないじゃないか。
「どういうことですか」
「とにかく異常があるってことよ。私の口からはそれ以上は言えないわ」
カチンと来た。
「昨日、説明をするから来るようにと言われて来たのに、これじゃぁ説明になっていないんじゃないですか」
だってレントゲン写真を出していながら、異常があるおおまかな場所さえ示しもしないのだ。
私は怒る直前に<今、怒るよ。><いいかな>と自分に一度聞いてから突進する。もう丸腰でお伺いを立てるのはやめよう。いい加減にして欲しい。そう思って強い口調で反論をしたのだが、それと同時にその医者は今度は逆切れしたのだった。
「説明しろったって言えないわよ!今日死ぬのかって聞いてくるような人には何も言えないっていうの!」
そんなことを誰が言ったのかと言いたかったが、もう地団駄を踏んでそうヒステリックに大声で叫ぶその人を見て、もう帰ろうと思った。
とても不愉快だった。
最後になって上部の影を指して「この辺が異常だっていうの!それ以上のことは知らない!」
「このレントゲンは、法律的にはあなたのものですけれど。一応返して下さいね。要返却で貸し出します」
短い間に態度がコロコロと変わる。こういう約束事の時だけきっちり説明をされて、本当に不愉快でしょうがなかった。
もう二度と来るものか。
よく病院の口コミのサイトなどがあるが、口コミを書くという接点を持つことさえ力がなくなることがある。
ここのクリニックのHPには地域に貢献したいと書いてあった。
自称では何とでも言える。
私もその地域の住人の一人だ。
二度と行かない。
ここはK総合病院の連携医院になっていてHPでも紹介をされているが、こういう対応のクリニックを紹介しているだなんて、何かが間違っている。