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投稿日:2010年07月22日

2010年07月22日

インターフォンのところに「セールス勧誘かたくお断りいたします」という札が貼ってある家がある。うちも貼ろうかと何度考えたことか。文章が冷たく感じるので、本当に尋ねてくる人のためにあえて貼らないではいるものの、私にとって必要のない押しベルは迷惑に思っているのだ。
先日は試供品の乳製品をと勧められた。うちは取れないんで結構ですと断ったのだが、「そうじゃなくて、飲んでいただいて感想をいただくだけでいいんです」とセールスではないとこを強調され受け取ってしまったが、この空き瓶を回収に来られた時に勧誘を受けるんだろう。
「今度の日曜日に大事なお祭りがありますので、是非ご参加を下さい。チラシを入れさせていただきます」とわざわざインターフォンを押して言われたのも、町内会の夏祭りのことではない。去年と同じ宗教の勧誘だとわかっているので返事する気力が失せた。
宅配スーパーも私は来週の献立までとてもじゃないが考えられないので、無理です。この辺で今工事をやっていて、今なら無料キャンペーン中ですと言われてもネットの接続会社をかえるつもりは当分ない。来週までこの辺を回っていますので、また来ますと言われてももう来ていらないのだ。
インターフォンが鳴ると、ダンボは興奮しそして私に飛びかかったり噛み付いたりする。何度しつけの本を読んでもダメで、だいたいインターフォンが鳴ったら大好きなオヤツさえ効き目がなく、犯人に食いつく警察犬のようにダンボは攻撃モードに突入する。そのしわ寄せを私は受けているのだった。「痛い、痛い!」と言いながらインターフォンでかろうじて返事をしている時がある。押した本人は理由を知らないだろうが、あんたの押しベルがきっかけになったのである。
その上、ゆったりした口調で「お忙しいところ、申し訳ございません。わたくし、@@と申します。」と悠長に話すのはやめてはもらえませんか。宅配の業者さんか本当に用事のある人以外はもう呼び鈴を鳴らさないで欲しい。精一杯の低い声で「結構です」と怒りを集約しているのだが、やっぱりあのお断りステッカーを貼ろうかと何度も揺れるのだ。
貼ったらどれぐらい効果があるのだろう。
ゼロにはならないものの、いくらか影響はあるのだろう。
なんとかこの状況を打破したいのだ。もうこうなったら勧誘の人を家に上げて、自分のCDを買ってもらう方向にシフトチェンジをした方がいいのかもしれないのであった。