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投稿日:2007年01月02日

2007年01月02日

今日は去年からずーっと楽しみにしていた、Mちゃんの家での新年チーズフォンデュ会の日。
普段、私は一人で「食べるだけ」の食事をしている。もともと食事をゆっくり頂くという習慣はないので、食べるのはとても早いのだ。だからこうして、ホームパーティ形式のご飯会は、私の心を豊かにしてくれる時間にもなるのだ。
なのに何故、腹イタ。
昨日の「しんどい」はお腹が痛いのだということが、だんだんハッキリしてきた。
食欲がなく、ビオフェルミンばかり食べているのだ。
夕方までに治してみせよう。
ビオフェルミンの量を増やしてみたのだ。
Mちゃんの家は江東区にあって、私の家は都心より西エリアなのに対して、東エリア。お台場や築地も近く、高層マンションがどんどん建っている辺りで、かと言えば門前仲町といった江戸も感じられる地域で、自分の住んでいる街とは違う匂いのする街に足を伸ばすのも、冒険っぽい。
治れ。
胃は子供の頃から弱かったが、腸はそれほどでもなかった。なので夕方にはよくなっていることを期待したが、お腹イタは結局良くならなかった。
チーズフォンデュの会。
テーブルの上には小皿に綺麗なお箸、紙ナプキンにお正月を思わせる絵柄メモが添えてあった。
昨日のわびしい元旦と違う!
<お正月っていいな>
なのに。
腹イタは治らず、ここでもビオフェルミンを飲み、胃薬まで出動させたが、吐き気が襲ってきたので、結局デザートタイムを前に帰ることにしたのだった。
たくさん食べるつもりだった。
人を家に招いてご飯を出すなんて、その日の朝からだけでなくその前の日も、その前の日にも準備にあれこれ時間と手間を費やしているに違いなく、だから私は家でそんな風に誰かを招いたことは一回もないのだ。
Mちゃんに会えたのは3年ぶりぐらいだ。
家に着いたらトイレばかりを借りていた。
それでも会えてよかった。
いくつか口にした手料理はどれも美味しかった。朝からパンを焼いたり、ミートローフの火加減を見たり・・・。家に着いた時は、もう真っ暗な夜だったこのダイニングだったが、昼間のこの部屋が何故かしら頭に浮かんだ。
キッチンを行ったり来たりせわしなく動き回るMちゃんの姿が見えた。
ベランダにはキャンドルがいくつも灯されていて、あたたかいおもてなしを感じる「お家」の食卓だった。