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投稿日:2007年03月26日

2007年03月26日

今日も譜面を書いている。
私は講師の試験でも、筆記で落ちた。受かった時も、点数は確かギリギリだったので、当てずっぽうで書いた答えが運良く正解だったという感じだったのだ。これは運転免許の試験をやはりまぐれで受かった時と同じで、今マニュアル車が運転出来ないのと同様、人に渡す譜面書きはかなり緊張をしている。
だが、自分のことは棚に上げるとして、ものすごく上手いミュージシャンの譜面を見たら、私でも「あれっ?」と思うことがあったりするのだ。
これって何て書いてあるんだろう・・・。ミミズ文字のような音符が書いてあったり、「本当にこのまま演奏していいの?」と、不安になる位コードネームがアバウトなものがあったり、構成が無茶苦茶なものもある。
あのひとが・・・・。
しかし、ガッカリするというよりも、アンバランスな一面を知った親近感が沸く。譜面の書き直しは困るが、どこか自分の中にあった緊張感が、少しほどけてくれるのだ。
また、その人その人のクセみたいなものもあって、何度かやり取りをした人だと、その人の譜面はレイアウトが似ていてパっと見ればわかるようにもなってくる。私も何度か人に「みきちゃんの譜面だとすぐわかる」と言われたことがあるので、何か他人に映る私の譜面グセというのがあるのだろう。
一つだけ統一しているのは、「イントロ」や「A」「サビ」など、ムードが変わる個所は左端に来るようにはしている。イントロが7小節の場合なら、一段目を4小節にして2段目を3小節、4小節目はバツをつけて空けておいて、次の段の頭から「A」を書き出す。そうした方が自分が間違える確率が少し低くなるので、そうしている。
9小節の時は一段目が4小節、で二段目が5小節。
4等分が一番座りがいいので、5等分になるとこれがまた不器用が出ていびつな5等分になるのだ。
あら、また失敗した。
修正液チームは、相変わらずマイペース。いい調子で出てくれる時もあるが、「今はなんだかヤル気にならないの」と、突然謎の休憩を勝手にしたりしている。
毎日書いている割には腕が上がらず。
修正液要らずの達人には、ほど遠いのであった。