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投稿日:2008年05月01日

2008年05月01日

ハタハタハタ・・・・。
住宅地を行くと、こいのぼりがかけられているのを見るようになった。きっと子供さんが居るお家なんだろう。私の家では、男の子が居ないという理由でこいのぼりもかぶとも、ちまきも何もお祝いはなかったので、間近でこいのぼりを見たことはなく、こうして外でこいのぼりが飾ってある家の前を通ると、ふと足を止めて眺めていることがある。
こいのぼりは江戸時代の中頃に生まれたのだそうだ。最初は和紙で鯉が登る様が描かれたらしい。ということは、私は風にはためいて泳ぐ姿になるのが一番いいショットだと思っていたが、むしろ風がなくダランと下がった状態が「登る」図となって本来のこいのぼりを再現しているということになるのか。
5月5日を代表する歌と言えば、「こいのぼり」。
「屋根よ〜り高いこいの〜ぼり〜」
この歌が出来たのは昭和の初めで、当時のこいのぼりの上にはきっと青空が広がっていたのだろう。今はそういう環境も少なくなって私が見つけるのは、マンションのベランダからニョキっと顔を出している姿だ。
木造の低い家並も随分景色は変わった。
地面には土ではなくアスファルトがある。
一度位空に泳いで行けたらいいのにね。
新緑の季節の風を一番よく知っているこいのぼり達。また行事が終わると押し入れの中に入れられちゃうのはちょっと可哀想だ。
こいのぼりは和紙に描かれた絵が最初で、それから綿製品になり合成繊維に代わったが、次は風船製になったらいいなと思ったのであった。