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投稿日:2009年07月04日

2009年07月04日

秋山エリサちゃんライブ。いつもお世話になっているギターの末松さんがバンマスで声をかけてもらって、今日はパーカッションの山田さんと3人でのアコースティック編成でのサポートだ。
エリサちゃんはミュージカル、そして舞台にドラマと活動を幅広くされている女優さんだ。今回が初めてのソロライブなのだそうだが、ステージに立つということについてはもう若くしてキャリアがあるので、リハーサルの時から立ち姿が綺麗だなぁという風にまず感じた。
今回はカントリーやオールデイズを集めた選曲で、ヨーデルも途中で出て来る。誰の意向でこういう個性的な構成になったのかなぁと思っていたら、彼女と末松さんが打ち合わせを重ねて出した選曲だそうで、ミーティングの中で出てきたアイデアがこうした形になるのが、一番理想なので、やはりその人の好きなものや匂いがどこかに滲み出るということが、個性が自然に出るということなんだなぁと思ったのだ。
エリサちゃんは今、末松くんにギターを習っているのだそうで、「ライブやりたいんですよね」と相談をしたことから、今回のライブの実現に至ったのだそうだ。
”こんなことがしたい”があったら、自分ではその方法がわからなくても、人に話すことはきっといいことなんだと思う。その方法を知っている人に巡り合えば、何かしらのやり方で夢は身近になる。もし、先生が末松くんでなかったら、「いつかやれたらいいですね」という返事でなんとなくの会話だけで、実際には結びつかなかったかもしれない。
少し気持ちを前にして一歩踏み出すことって、夢を叶える大きな力になるんだ。
初めてのソロライブ、エリサちゃんが来てくれるお客さんに感謝を込めて作ろうとしているのが、遠巻きの私にでも感じられた。チケットを買ってもらったその日から、会場までの地図をどうわかりやすく説明したらいいか、頭を悩ませたり、やはりステージの真ん中に立つ人がそういうところまで想いを配れることに対して、私もハっとさせられたし、なんだか見えない気を束ねてもらった感じがする。
人と出会うと、出会いの分学ぶものがある。
私も自分の持ち物を精一杯出して、出会いに飛び込んで行けたらいいなと思った。
お客さんをお迎えする気持ちは、初めてのライブに関係なく、その人の持つ心一つなんだと今日は学んだ。