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投稿日:2009年07月06日

2009年07月06日

近所のサミットスーパーに買い物に行ったら、エレベーターのそばに大きな笹が飾ってあった。
ここ数年で街のあちこちに七夕の飾りを見るようになった。
サミットの笹にはもうたくさんの短冊が下がっていて、女性の文字で「みんなが元気に過ごせますように!」と書いてあったり、これは男の子だろう、「サッカー選手になれますように」と書いてあったりしている。
「おこづかいが100円になりますように」というのを見つけた。
可愛い夢だなぁ。
きっと叶うよ。その夢は。
いつも思うのだが、七夕の笹には、自分が目にする時には既に短冊が下がっている。この願いごとは「いつ、どこで、だれが、どうやって」この笹に掛けることになったんだろう。その場面に遭遇することが出来ないので、笹飾りってちょっと不思議なのだ。
いつの間に!
駅の改札で、商店街の隅で、店の軒下で、デパートの入口で・・・・。でもこれらを目にするとふと心がなごむ。仏頂顔で急いでいたカチンコチンの自分に一瞬綺麗な風が吹く感じがする。
サミットスーパーでは、そばに「ご自由にどうぞ」という箱が置いてあった。そこでは白紙の短冊が用意されていたので、初めて”自分も願いを書いてここに吊せる”という場所を見つけたのだ。
2000年と2001年の入院生活中の七夕に、「早くよくなりますように」と同じ願いを私は書いた。1年目は叶わなかったが、2年目に書いた願いが通じたのだ。そして今は元気に過ごさせてもらっている。
流れ星に願いを掛けるより、七夕の笹に願いを掛ける方がだんぜんよい。
だって私は願いごとを叶えてもらった。
明日は七夕。
笹じゃなくても大丈夫かなぁ。
雨が降ったら叶わないのかなぁ。
いやいや、信じる心が大事、だよね。
部屋のカーテンレールに願いを下げたのだった。