夜、ダンボと散歩に出掛けようと玄関を出たら、でっかいゴキブリが玄関の前にやってきていた。
5月の末に家の中と外周を徹底的に駆除対策をしてもらったのに、こんなに丸々と太ったゴキブリがまたどこかから現れるだなんて。
去年の夏もこのように夜になると家の前の敷地をゴキブリが俳かいしていて、気持ちが悪かった。今年はそれからも解放されると思っていたのに・・・・。
「ただいま〜」
私が”ゴキジェットを取りに行かなくちゃ”と思っている間にゴキブリは敷地内に進んでバイク置き場の方へと消えて行った。
どんより。
ゴキブリを見ると、全てのヤル気が失せてしまう。
玄関を一歩出たところで、ゴキブリを見つけたので、今日の散歩は玄関一歩分で終わり。「ダンボ、お散歩もうやめようね」とそのまままた家に入って首輪を外して今日の散歩はこれで終わりとなったのだった。
ダンボは、例え家の前の10メートルでもちょこっと歩いただけで「散歩をした」という認識をして、家に入ると散歩をした後の同じ行動を取るのだが、さすがに今日は家に戻った時に変な顔をしていた。
<散歩に行くと言っていたけれど、散歩に行かなかったよね>
といった腑に落ちない様子・・・・。
ごめんよ、ダンボ。
複雑な事情で、今日のお散歩はなくなりました。
「ゴキブリが居て怖くなったから、飼い主が外に出る気力をなくした」ということは、犬には難易度が高くて伝わらないのであった。