外科外来日。
今日はドレーンを抜いたところの抜糸をしてもらう。今回は3回目の手術なので既にメスを入れた傷跡があるのを避けたところにメスを入れたので、左胸の輪郭に沿ってグリっと傷がついたのだ。だが胸の輪郭に沿っている分丁度胸に隠れているので傷跡としては目立たない方かなとも思う。
よく先生の前で服を脱ぐのはためらわれるという話を耳にするが、その辺私は思い切りがいい。自分の裸を先生が興味を持って見るということが想像がつかないというか、例え自意識過剰になっても先生は患者を診る時は女性の身体だと思ってドキドキはしない。病院に慣れたらその辺りの自意識もすっかり消えたのだ。
「じゃぁめくって〜」
「はい」
抜糸は麻酔をしたりすることもなく、ハサミでチョキンと縫ってある太い糸を切るだけだ。それで終わり。これで私の体から出ていた洗濯機のホースみたいなものの穴はあとは自然治癒を待つばかりとなった。
次回は外科外来は来月。
痛みはこれからまた少しずつ消えていくのだそうで、これも時間に任せるのがいいのだろう。痛みどめを引き続きもらったが、経過は良好。外科治療はひとまず山を越えてあとは次の治療へ向けて身体を少しでも戻したいところなのだ。