月別アーカイブ : 2011年8月

投稿日:2011年08月31日

2011年08月31日

家の近所の電信柱には近所の診療所の広告看板が張ってある。
医院の名前だけなのだが、電信柱を利用して地域の小児科や皮膚科、内科など個人病院の電話番号が記してあり、私はこれを見て近くの皮膚科にかかったことがあったのだ。
しばらく電信柱の看板を見ることもなかったのだが、今日はふとまた久しぶりに近所の病院名の書いてある看板を目にしたのだった。
「@@皮膚科」
その看板は次の電信柱にも、そのまた次の電信柱にも掲げてある。
こういう広告って少しはお金が要るんじゃないんだろうか。
看板を見て久しぶりにその医院のことを思い出した。
<まだ、あるのかしら?>
というのが率直な感想だったのだが、まだあるとしたらそれも恐ろしい。
そこは以前首に出来た小さなイボを取ってもらうために通ったのだったが、診察室は既に物置になっていて、診察日がその頃は週2回ぐらい。たまたまなのかもしれないが、割とアバウトに先生の都合で休診になっていた。先生はかなり高齢のおばあちゃん先生が一人。くずかごのゴミは私が通っている間捨てられていなかったので、物置なだけでなく不潔でだらしない診察室だった。
治療で使った液体窒素の余りを廃棄せずに、元に戻したのを見て通うのをやめたのだったが、電信柱の看板を見たら、これだけ宣伝しているのなら近くだし行ってみようかしらと思う人はきっといるはずなのである。
あんなに汚い診察室は見たことがなかった。
治療で使用したものを元に戻すのは問題外。採血で使った注射器をきゅきゅっと拭いて次の患者に使うのと同じじゃないか。
まだあのいい加減な診療をやっているのかしら。
まぁ、一度行けば大抵の人は「ここはまずい」と気づきそうな感じではあるが。
電信柱の看板に「危険」と矢印を落書きをして、地域住民として一言お知らせをした方がいいのかもしれないと真面目に思うのであった。


投稿日:2011年08月30日

2011年08月30日

いつの間にか8月が終わろうとしている。
「いつの間にか」ということは子供の頃にはなかったはずで、学校が休みの分思い切り季節を楽しんだからこそ、いまだに夏休みは充実した毎日だったという印象が刻まれているのだと思う。
すごく単純なのだが、「前向きに座る座席タイプの特急列車に乗る」だけでも、夏のスペシャルな思い出が出来る。
今からでも遅くはないかなぁ。
遅くはないなぁ。
ロマンスカーに乗って箱根か海まで行きたいな。
8月が終わる頃になると、子供の頃は「楽しかったことがもう終わっちゃう」寂しさがいつもよぎった。そして大人になった今は「時間を作って楽しいことをしなかった」寂しさにいつも覆われるのである。


投稿日:2011年08月29日

2011年08月29日

6月にマイクを購入したとある楽器店から電話が掛かって来た。
お店のせいではないのだが、メーカーの方で品物が作れないらしく、購入直後から品物の入荷が延期になるお知らせを度々受けてきたのだが、今月中旬に来た最後の延期のお知らせと思われるメールから約2週間、電話を取った時には「ようやく品物が入った」感慨深さまで沸いて来たのだ。
が。
その電話は、予想を裏切って入荷のお知らせではなかった。
えっ。
えぇええええ。
今、品物の部品の一部が生産が出来ない状況かなんだかで、入荷予定が11月になってしまうのですが・・・ということだったのだが、さすがに怒りを通り越してお店の担当の人のことが気の毒になってきた。受話器の向こうで小さくなっているのがなんだか伝わって来るのと、度重なる残念なお知らせでも、やり取りをしているうちに妙にお店の人にも情が沸いてきてしまったというのもある。
メーカーもこれはいくらなんでも・・・ということらしく、今回は私が購入したマイクの代替え機種として少し上のランクの2機種の中から選べるという提案をもらったのだった。
紆余曲折、縁がなかったということなのだろうか。
しかし、マイクは値段が高いから必ずしも自分にとっていい結果になるとは限らない。それは店の担当の人もそう言っていたし、私も自分の声との相性ということが一番気になる。
よくわからないが、ちょっと検討させて下さいと言って電話を切った。
6月中旬には「7月上旬入荷」の変更になり、7月上旬には「8月中旬入荷」変更となった。そして8月中旬には「今月末もしくは9月上旬」と変更となり、今日の電話で「11月上旬入荷」と変更のお知らせがあったが、もうこのまま待っていてもダメであろう。なんだかそんな気がしてきた。
貴方のことは好きだったけれど・・・・。
もう私、出来ることはやった気がするの。
女が次に進む時「もう私、やれることはやったわ」と思った時である。その瞬間にふといきなり想いやら何やら引きずっていたものを急に断ち切れるものなのである。
なんかすがすがしい。
なんだろう、夢破れたのにこのすがすがしさは。
きっと、そうね。
そうなんだわ。
さようなら。幸せになってね。
心にちょびっとだけ秋風が吹き・・・。
そして私はbaby bottleへの想いが、今断ち切れた気がしたのであった。


投稿日:2011年08月27日

2011年08月27日

マウントレーニアホールにて、伊礼彼方くんのライブ。
大盛況だったライブを終えて、その後打ち上げに参加をする。
出会いだったり、繋がりであったり、またつい先日「はじめまして」と挨拶をしたばかりの人とも、会話をすることで知らなかった一面を知ることが出来たり・・・。
いい一日だったなぁと、心地いい疲れの中で家に帰る時は幸せなひとときだ。
家に近づいて来ると、「ダンボ、もうすぐ会えるね」とダンボのことを思い出して早く会いたいなぁと気持ちが逸るのだ。
今日もいつものように「ただいま☆」と家に帰ったのだが・・・。
ご飯を待っているはずのダンボがいつまでたっても姿を現さない。
寝ていて面倒くさいのかなぁと思ったが、イヤな予感がしてダンボの姿を探してみるとダンボはうずくまったまま私のことを見ていたのだった。
「ダンボちゃん、どうしたの」
よろよろと歩いてフラフラとキッチンの方に歩いていくのだが、調子が悪い時のダンボは一人になりたがる。以前にたばこの吸い殻を食べて中毒になったことがあり、様子がそれに似ている。とにかく病院に連れて行こうと思い、以前から夜中の診療外の緊急ケースの場合はここにお世話になろうと覚えておいた荻窪の動物病院に電話をして、診てもらうことになった。
血液検査、レントゲン、超音波と診てもらえる物は全部お願いをし、結局調子が悪かったのは内蔵ではなく、数年前から悪くしている膝蓋骨脱臼が恐らく原因だということがわかった。小型犬に多い膝の病気で心配ではあるものの、内蔵などの原因でなかったのでちょっとホっとした。もうその頃は膝の痛みもなくなっていたようでいつものダンボに戻っていた。
2万円強の診察代。
家に着くと「ご飯頂戴!」とご機嫌におねだりをしているが・・・・。
一回の診察代としては歴代3位ぐらいになるだろうか。ダンボちゃんはほんとにもう・・・・我が家の金食い虫だ。
ようやく家に帰って全て終えた開放感に浸れたのは夜中の2時半。
でもよかった。
思わぬ最後にヒヤっとしたものの・・・あらためて一日を振り返る。
今日はとてもいい一日だった。


投稿日:2011年08月24日

2011年08月24日

黒川あっちゃんと9月に予定している浅草でのライブの準備で、今日は陶芸体験をしてきた。
もちろん二人共初めての体験になるのだ。
本当は相馬裕子ちゃんも参加予定だったのだが・・・・。
約束の時間になっても現れないので、電話をしてみたら陶芸体験の予定をすっかり忘れていた。地下鉄移動中で電話がつながらないかも・・・と思ったが、すんなり繋がった時には逆にイヤな予感がしてそしてそれが的中したのだ。
「今、どこ?」
「ん?外だよ〜」
「あのね、今日陶芸の日なんだけど・・・」
「あーーーーーーーーーーっっっ!」
てなわけで、あっちゃんと会社のY氏との3人で陶芸体験をし、その模様をいつもお世話になっているS氏に予定通り録画をしてもらうことにしたのだった。
お世話になったのは東京マイスターアカデミーの樋浦功先生。
ろくろを回すのも土に触れるのも全くの初めて。こういう場所はやっぱり職人さんの場所というイメージがあるので、すごく厳しい先生がいらっしゃるのではないかとビクビクしていたのだが・・・。
先生がとにかく優しいのだ。
全くのへっぽこ初心者の私達でも、目の前のことを頑張ったらちょこっと何かが進展しているようにわかりやすい教え方でリードをしていただいた。上手く出来ない所は少し手を貸して下さったり、そして短い時間でそれぞれが3つの作品を作ることが出来た。
IMG_0657%EF%BC%88%E5%A4%89%E6%8F%9B%E5%BE%8C%EF%BC%89.jpg
これを乾燥させたり、上薬を塗ったり、釜で焼いたり・・・・。初心者がやりっぱなしで終わったものを3週間かけて仕上げて下さるとのことで、今日は形がなんとなくいびつなりにも完成して、体験をした3人共がとても楽しんだ。
相馬ちゃんは後日一人で体験をしに来ると言っていた。
今日、彼女はどこに居たのだろう・・・。
あとで「2時間後だったら品川に着けます」とY氏に連絡があったそうなので、結構遠い場所に居たのだろう。本人は青ざめているだろうが、こっちでは「あ〜あ。これでライブの日は恰好の餌食になるぞ〜」なんて笑い話になっていた。
春のライブでは「ゴールデンウィークはフリーマーケット!」とサブタイトルをつけて会場でフリーマーケットをしたが、9月のライブは「秋は個展!」と初体験の作品をいきなり並べての個展つきライブをする。
前に描いたダンボとの暮らしの絵も持って行こうかな。
相馬ちゃんの作品って本当にライブの日に並ぶことは可能なんだろうか。
ライブ前の慌ただしい感じは綱渡りっぽくてドキドキしつつも嫌いじゃぁない。
樋浦先生、どうもありがとうございました。
下手くそでも展示が楽しみになってきた今度のライブなのだ。


投稿日:2011年08月23日

2011年08月23日

朝、チャイムが鳴った。
「お荷物です〜」
代引きで頼んだ品物が届いたのだと思って財布を持って出ると、友人からの小包だった。
友人はロシアに旅行に行っていたようで、旅をした印象を書いた手紙と共に可愛いお土産が入っていた。
その中の一つにマグネットの雑貨があった。
冷蔵庫にピタっとつけるタイプのマグネット、うちにあるものは偶然にも海外のお土産でいただいたものばかりなのだ。
アジアに旅をしたお土産で頂いたもの、ドイツ、ニュージーランド、アメリカのお土産はメモ付きマグネット、そして新たにロシアからのマグネットが加わった。
IMG_0685%EF%BC%88%E5%A4%89%E6%8F%9B%E5%BE%8C%EF%BC%89.jpg
こんにちは。今日からここに来ました。
よろしくね。
世界中のお友達がここに集まってきて、なんだかここだけがホームステイの家っぽい。
私の行ったことのない国ばかり。
行ってみたい〜な、よその国〜♪
冷蔵庫の扉は女の子達が集まって花盛り。
あぁ、だから中を今日こそ綺麗に整理しなければ・・・と思うのであった。


投稿日:2011年08月22日

2011年08月22日

このところ、少し寒いのだ。
厳密には「寒い」わけではなく、夏服で過ごしてはいる。
いるのだが、夏の暑さがすっかり消えてしまった。
もうすぐ、秋が来るのかな。
いや、来ることには違いない。
思ったより早く、もうすぐそこに待機しているんだなぁ。
日中は蝉が鳴いて、夜になると秋の虫の声がする。
もうすぐ、夏が南半球に向かって旅に出る頃、なのだ。


投稿日:2011年08月21日

2011年08月21日

私はちょっと怒っているのだ。
普段使っている食器洗い洗剤の「泡ジョイ」の詰め替えが、最近置いていないケースが増えていて、今日もドラッグストアで探したものの本体も詰め替えも見つからなかったのだった。
ポンプを押したらプクプクと泡が出て来るあの食器洗剤。
泡タイプでない新しい種類のが、かわりに棚を占めるようになった。
なんで。
なぜなのだ。
ちょっと前、いっぱい置いてあったじゃないの。
あまりに棚を占めるようになったので、買ってみたらば「泡」が気持ちよくてすっかり私はファンになったのだ。以来一途に詰め替えを買ってきたのに。
私が好きになった途端、あなたは逃げていった。
でもね。
これって恋愛でもなんでもないんですよ。
あんたは商品なんですよ。
逃げていかんときなさい。
はぁ〜〜〜あ。
ほんまにもう・・・・。
私は今すごく困っている。
怒っているし、同時に困ってもいる。
だってこの品は廃盤になったのかどうかがわからない。
今相手は自然消滅を狙っていると思われる。
次の恋人に行きますよ。
いいんですか。
いいんですね。
もう今日から乗り換えますよ。
と、言いつつ
また「泡ジョイ」詰め替え用をもう一度だけ探そうと思ってしまう。
私はつくづく一途で健気な女なのである。


投稿日:2011年08月19日

2011年08月19日

伊礼彼方くんリハーサル。
バンド編成はやっぱり楽しい。
キーボードというパートは私の音楽人生における原点。こんな風にプロのキーボーディスト活動をすることが夢だった高校生だった頃の自分のことをいつも思い出す。
今回声をかけてくれたドラムの臼井かつみちゃん以外、全員が初対面。
ちょっと緊張しつつも、新しい出会いがまだあることが嬉しい。
演奏が始まると、やっぱりさすが百戦錬磨のミュージシャンの方々である。自分のことに集中しないとついていけないぞと背筋がピンとする。でもそんな輪の中に居られることがやっぱり嬉しい。
伊礼くんは「初めてのライブ」と思えないぐらい、リハーサルでもバンドの演奏に臆することなく歌に集中出来ている。ピアノと歌だけの曲がある。「初めてのライブ」に向けて、歌いやすい伴奏を心がけないといけないと思っていたのだが、一回合わせた時にそれが全くの思い違いだったことに気づく。歌に対して、ピアノがたっぷり間を取った演奏をしても歌が全くブレないのだ。役者さんはみんな音楽もいきなり長年歌ってきた人と同じように動じずに出来るものなんだろうか。とにかくびっくりした。
リハーサル初日。
いいなぁ。必要な会話はあるが、建設的で穏やかなリハーサルって好きだ。
こうしてキーボードでリハーサル現場に行くと、いまだにワクワクする。
まぁ、それだけ慣れていないということでもあるのだが・・・。
高校生だった頃の私に会いに行って、「心配しないで。あなたの夢は叶うよ」と言ってあげたらどんなに喜ぶだろう。
いつも何かしらが抜けてばかりの私だけど。
しっかりやるから応援してね。
毎日日記に「キーボーディストになりたい!」と書いていた私がいつも演奏している後ろで観ている気がするのだ。


投稿日:2011年08月18日

2011年08月18日

夜、パソコンに向かっていると視界に動く物を察知した。
「お主、何者!」
机の上を3ミリぐらいの大きさのチビゴキが走っているではないか。
これは多分、ゴキブリの子供。
いや、そうではないかもしれない。
でも調べる気になれない。
が、やはりチビゴキであろう。
死んでいただく。
バシッ。
私はゴキブリが大嫌いなのだ。前の家で大量発生したことや、身体を這われたことが2回あり、もうほんの少しも許せないぐらいゴキブリが苦手になった。
この家に引っ越してきてから2年目にゴキブリが出てから、ゴキブリ駆除の業者さんに頼んで駆除をしてもらい、そして現在に至っているのだが、たまぁ〜〜〜に赤ちゃんゴキを発見することがある。その時の私は自分でもこんなに動物的な能力があるのかと驚く程、狩りモードになり獲物を仕留めることに成功をしている。だって怖いんです。どんなに小さくても。誰が何と言おうとも。
ゴキブリが怖い。
私がゴキブリを大小かかわらず仕留める時というのは、相当な殺気が漂っているようで、何も言葉を発していないのにダンボはベッドの下に隠れてビクビクしている。なんだかよくわからないが最大の怒り度数らしい。
今日もあのちょこまかすばしっこい赤ちゃんゴキブリを素早く殺し、トイレに流したのだが・・・・。
そのあとの私は最大級の弱虫になる。
あのゴキブリはどこから来たんだろう。
部屋のど真ん中に置いてある机の上を走るということは、かなり家の内部を移動していたということだわ。
あの強さはどこへ行った。
ゴキブリが出現したら、そのあとの私は暗い。
いっぱいお金を使っているのに、どうしても縁が切れない。
ゴキブリが出たあとはいつも泣きたい気分で落ち込む。
決して大げさではない。
それぐらい嫌いなのだ。
大魔神になったり、かよわい女の子になったりと、私はお前のせいで忙しいのである。