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投稿日:2008年09月02日

2008年09月02日

原付バイクに乗り始めて1年と4ヶ月が過ぎたが、一度として私はバイクの人を追い抜いたことがないのだ。
別に意識をしてノロノロ運転をしているわけでもない。確かに今乗っているチョイノリはお店の人が「スピードは全然出ないですよ」と言った通り、30キロを越えると、本体が「ブォーーー」と唸るような音を上げてこれ以上は出ません!と言ってはいるが、私も30キロ以上のスピードが出ると十分怖いので、現行でもう満足しているのだ。
どこからともなく、バックミラーに姿が映ったかと思うとびゅーんと私を追い抜いてあっという間に小さくなって行く。老いも若きも、男女問わずミニバイクの人達はスイ〜ッと行くのだった。
一体何キロで走っているんだろう。
大きな道路を走る時は、私も流れに乗って走っているつもりなのだが、バイクさんチームからはチョイノリは大きく遅れを取るようなのだ。
追い越される時、私の速度メーターはだいたい30キロ。
算数の教科書が頭によぎる。
「みきさんはバイクで時速30キロで青梅街道を走っています。新宿の楽器屋さんから家に帰るまでに時速40キロ以上で走っているバイクの人何人に追い抜かれるでしょう」
計算出来ないので、3キロ程の区間で人数を数えたら10人の人がどこからともなく現れて追い抜いて行った。
自転車の人にも数人追い抜かれた。
みんなの流れにはどうしても乗れない。
私がどん臭いわけじゃなく、バイクがそれ以上のスピードになると爆発しそうな危うい音を立てるからなのだ。
車道が似合わないバイク。チョイノリは歩道を走るのがいいかもしれないなと思うのであった。