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投稿日:2010年05月15日

2010年05月15日

狂犬病ワクチンの注射を受けにダンボを病院に連れて行った。
ダンボは病院は「イヤな所」だという認識がある。家にいる時のリラックス時はダンボは可愛い表情をしていたりするのだが、恐怖心で覆われているのでかなりブサイクな顔になっている。病院でも来ているワンちゃんの様子はそれぞれで、リラックスをして飼い主さんの膝の上で寝ている仔も居れば、他の犬に興味津々のワンちゃんも居る。診察室に行く時だけ「いやだ!」と言って動こうとしないワンちゃんも居るが、待合室では比較的リラックスをして過ごしている印象がある。
そんな中ダンボはものすごく暗い一匹として居る。
私を信頼していないということがよ〜くわかるので、病院は私にとっても痛い場所なのだ。
「大丈夫だよ。痛いことはないからね」
完全に私を無視し、ダンボは一人でこの先にやってくる恐ろしい出来事に対して思いをめぐらしている。家では時々「お膝に乗せてよ!」と甘えることもあるし、膝に乗せたらそのままスヤスヤ寝ていることも多いのだが、病院でのダンボは私の膝に乗るのをいやがるのだ。
<くつろげないんだよ!>
私を蹴って飛び降りて長椅子の下にもぐって、一人になれる場所に行きそこに居る。病院に行くと、飼い主と犬がこんなに距離感のあるペアはそうそう居ないので、犬に無視をされたり蹴られたりする所を見られてたまに苦笑を買っているのだ。
そうかと思えば診察室に入ると、診察台から逃げる為に彼は私の肩に乗って来る。こんな時も信頼をされているのではなく、踏み台のようになっているので今度は先生から苦笑を買うのだった。
犬を肩に乗せた状態で、先生からお話を聞く。
注射は採血はいつも痛がらないので多分ダンボは爪切りが恐ろしいのだと思う。
診察室から出ると、これで帰れるのがわかるらしく、「ハウスに入ります」と家ではそんなことは絶対にしないのだが自らハウスに入るので、その時はおりこうさんの犬に見えるらしい。
ダンボは頭は悪くはないと思う。
だがすごく変わった犬だとも思う。
自分で真面目に考えて、精一杯行動しているのだが、何かがちょっとズレている。
どこが変なのか、上手く口に出来ないが・・・。
病院に行って帰って来ると、いつもダンボと自分が似ていることを思い、うなだれるのであった。