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投稿日:2010年11月02日

2010年11月02日

家に2本あるオリーブのうちの1本が今年実をつけたのだ。
オリーブは1本では実をつけないので、近くにもう1本植えないといけないそうなのだが、去年2本目に買った苗が自分で実を成らすタイプのものだったようで、今年の春に花を咲かせたなぁと思ったらいくつかの実をつけていたのだった。
買って2年目のまだ弱々しい苗なのに、もう実をつけたけれど・・・。
これは本当に実なのかしら?
実をつけるのは3年ぐらい経ってからだと聞いたような気がしていたので、思わぬ結実にちょっと信じられないでいたのだった。
実がこんなに早い時期に成るとは思っていなかったので、水をやりながら緑色の実を眺めて考える。
「これはいつ収穫すればいいのかしら」
お店で食べるオリーブは緑と黒がある。この緑色のは放っておいたら黒色になるのかしらん。既に5月頃には実をつけていたので、それから数ヶ月間「緑」の実に心の中で「黒に変わるんだよね?」と思いながら水をやっていたのだった。
夏に水をやり忘れて数日経つと、実はシワシワになっていた。ひからびた銀杏のようになって縮んでいて、しまったと思って水をやるとまた復活をしてそして9月になった。
こんなに数ヶ月も緑のまま色が変わらないって・・・やっぱり変だわね。
収穫のタイミングを間違えてしまったと思っていたのだったが・・・・。
10月の末になってあの緑の実のいくつかが黒く色づいて来た。
調べてみたら、オリーブは緑で収穫しても黒で収穫してもどちらもよいのだそうだ。ピーマンも緑のままず〜っと育て続けたら、パプリカとは違う赤いピーマンに色が変わるのだそうで、それと同じなのかもしれない。
実際に食用にするには、オリーブは手が掛かって大変らしい。
でも実が成るのは何にしても嬉しい。
そろそろ収穫しようかな。
素晴らしい。緑のオリーブは夏に一度はシワシワの銀杏になりかけたが起死回生、最後は私の手に関係なく自然によって熟したオリーブに育ってくれた。