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投稿日:2010年11月14日

2010年11月14日

先月ふと東野圭吾作品を一冊読んだことで、すっかり東野作品にハマってしまって、相変わらず毎日読んでいる。
私はハマると生来のせっかちが全面に出て、こういうペースになる。
で、一冊読み終えたらすぐ次の作品を読み始めているので、3冊前ぐらいに読んだ本の結末が思い出せない。読んだらすぐ忘れているのが残念なところなのだ。
ところが。
毎日推理小説を読んでいると、ついには夢の中も推理小説状態になっていた日が2度ほどある。読んだ本の内容が思い出せない脳みそであるのに、寝ている時の私の脳みそは推理小説を書き下ろししていて、ページをめくるように話が進んでいるのだ。
朝目覚めて、「あっ、これは夢だったんだ」と驚く。
サスペンスの中で自分自身も困っていたところ、目が覚めて「あ〜よかった」とホっと胸をなでおろすのが一つ。が、もう一つは脳みそに向かって「途中までお話を創作したのは素晴らしい。でもこのあとどうするつもりだったの?」とあきれた気分で問いかけるのだった。
推理小説は読んでいる分にはいいが、完全映像化されて自分の身にふりかかってきたら、ドキドキハラハラは本の比ではなくなり身体に悪い。
それにしても・・・・
眠っている時の私の脳は時々すごい構成にチャレンジしている。過去には面白いラジオ番組を流していて、その内容に私は大笑いしているのだが、その夢の中で自分が聞いているラジオの内容自体が私の脳が作った話であったり・・・。
またあるときは日本に氷河期がやってきた話もある。が、変わるのは周りの状況だけでない。何故か私自身「緑の苔」として生きている夢もある。なんで苔に?
空も飛んだが、砂漠で死んだこともある。それまでは何かピンチがあっても死ぬ寸前に目が覚めていたので、夢では死なないんだと思っていたが、私は夢で3回程死んでいる。砂漠で死んだ回では風が吹いて顔に砂がサラサラっと吹いて、「あぁ、これで死ぬのか」と思いそれで死んでしまった。
起きたあとで、こんな夢を見てそれで一体どうなんだろう。としばらくボ〜〜っとする朝もあったのだ。
脳みそよ、夢の時には頑張らなくていい。
かわりに読んだ本の内容をもう少し覚えていてはくれないか。
あの本は、どういう結末だったっけ・・・。夜中にふと気になって仕方がなくなり、パソコンを開いてあらすじを書いてあるサイトを覗きに行くというへんちくりんなことをしている。
26冊読んだ。
が、あらすじを話せる本は数冊あるかないかなのだった。