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投稿日:2010年11月24日

2010年11月24日

スーパーに行くと、ラーメンコーナーが随分充実したなぁと足をとめていることがある。ウチは近くにスーパーがなく同じ様な距離で数軒のスーパーがある。なので、気分で行く場所をかえて買い物をするのだが、いつ頃からかどのスーパーも生ラーメンのエリアが種類が豊富になった。麺にしても数年前は生麺を置いているスーパーはもっと少なかったのではないだろうか。今はつけ麺も当たり前のラインナップになっているのだ。
あまりラーメンを食べない私もたまに買ってみる。が、今のところセブンイレブンに置いていた、最近見かけないのだがチンすればそのまま食べられるタイプの「すみれ」の味噌ラーメンが私の中では一番好きだ。
ラーメンも今や有名店監修のものが結構多いので、確かに美味しそうだ。
だが、私が足を止める理由は他にもある。
それはラーメンの商品棚から発せられているエネルギーが、他のコーナーに比べてなんか強い気がするからなのだ。
実際に私はちくわコーナーより引き寄せられている。個人的に食べ物としてはちくわの方が好きなのに、である。
何が違うのかしら。
それは・・・・
ラーメンコーナーには商品に腕を組んで睨んでいる男達の写真がたくさんあるからなのではないか。この目力に知らず知らずのうちに引き寄せられている、だからなのかもしれない。
「ラーメン」って、いつからこのスタイルになったんだろう。テレビでも「ラーメン激戦区!」というタイトルがつくと店主が腕を組んで睨みをきかせている姿がデーンと画面に映る。
そないにメンチ切らんでも・・・・ええがな。
私、お客さんなのよ。
なんやねんな。
睨まれたら怖いわ。
メンチ切らんといて。
ラーメンの商品棚のエリアで、私は「このラーメン、美味しいのかしら」というのと同じ割合で「こんなに睨まんでもいいやろ」と心でつぶやいている。
何も愛想笑いをして欲しいとは言わない。
でも、こっちはめっちゃ普通にゆる〜い感じで買い物をしているので威圧感はいらんのです。
ラーメンはいつからか男の戦いの場所の代名詞になりつつある。
「24時間戦〜えますか♪」のリゲインの宣伝が男の戦いを表していたのは、もう今は昔の話なのだ。