去年の春頃だったか、カレン・ホイプティングという人の絵に一目惚れして版画を買った。
タイトルは「怖くなんかない」というもので、この絵のワンちゃんがダンボに似ているのと絵のタイトルと恐がりのダンボがダブったのが理由だった。
この人の絵は犬や猫、動物が出て来るものが多くそのどれも可愛い。
この主人公の動物達がダンボだったら、どれだけ嬉しいだろうなぁ・・・。私も絵が描けたらいいのになぁ・・・。カレンさんの絵が可愛いほど、ダンボの絵が欲しくなったのだ。
絵心はないが、ダンボの絵が欲しい一心で描いた絵がある。タイトルは「ダンボとの暮らし」確か去年3ヶ月ぐらい掛かってアクリル絵の具でちょびちょび描いた絵で、ベッドの部屋に飾ってあって、この一枚ですっかり頑張る気持ちは消えてしまったが、下手なりにも幸せが詰まっている絵なので気に入っている。
出て来るのはダンボはもちろん、家の中にある家具やダンボのハウスやカーテンなど、それから外の景色は本当は草野球場なのだが、幸せの青い鳥に飛んで居てもらいたかったのでちょっと窓の外の景色は広い原っぱみたいになった。
以前、幼なじみ親ちゃんが「日本人は絵を飾るという習慣がないからそれが残念だなぁ」と言っていたことがあった。
狭いながらも、私の家には絵が何枚か飾ってある。ファンの方からいただいたものや、ファンの方に描いてもらった似顔絵だ。
絵のある暮らしはやっぱりいいと思う。
ダンボがいつも笑って私を見てくれる幸せの絵が私の家にはあるのだ。